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僕は異人です  作者: シノユウ
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精霊神

僕は普通のどこにでもありそうな草原にテレポートした。


「お待ちしておりました。楓様。」

「待ってたぜ!楓!」


僕は驚いて咄嗟に声がした方と逆の方向に十メートルほど跳んだ。

僕が振り向くとそこには二人の女の子がいた。

歳は僕と同じくらいだった。見た目ではだが。

僕は二人を警戒して隙を見せないようにしていると二人は少し呆れたようにして声をかけてきた。


「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。」

「そうだぜ、私達が誰かは分かるか?」


僕はそう言われて初めて気がついた。

この人達は神様···?でもなんか霊力も感じる···。


「神様···ですか?」

「そうです。」

「でも、神力以外にも霊力も感じます···。」

「それはな、私たちが精霊神だからだぜ。」


精霊神?精霊なのか神様なのかどっちだ?


「私たちは精霊達をまとめる神です。」

「だから神力も使えるけど霊力も他の神より上手く使えるんだぜ。」

「なるほど。」


そういうことか。でも霊力って神力よりも下位の力だから意味が無い気がする···。

僕がそのような事を考えている事を悟ったのか二人は少し顔をしかめた。

僕は二人に考えがばれている事がわかったのでその事を考えるのをやめた。


「それよりもお二人はなぜ僕がここに来ることを知っていたんですか?」

「それはだな···」

「ちょっと待ってください。」


僕がそんなことを聞くと精霊神の一人が答えようとしたときにもう一人の精霊神がとめた。

僕はなぜそんなことをしたのか考えていると二人は僕をチラチラ見ながら何かを話し合っていた。

僕は耳に魔力をこめて遠くの声を聞けるようにすると


「それはいい考えだな。」


と聞こえた。

何かが決まった後みたいで何について喋っていたのかは分からなかった。

そして二人は振り返ると僕にこう言ってきた。


「私達を名前で呼んでくれるなら教えてあげてもいいぞ。」

「私達を名前で呼んでくれるなら教えます。」


僕は二人が同時にそんな事を言ってきたのでこう答えた。


「じゃあいいです。僕は今日の目的を達成しにいきます。」


僕がそんな事を言うとは思っていなかったのか二人はきょとんとしていた。

僕は何も言ってこないのでもう行こうとして歩き始めた時二人は慌てて僕を止めてきた


「ちょっと待ってください!」

「そうじゃだぞ。酷いぞ。」


僕は呆れた様な顔をしながら振り向いた。


「なんですか?またあんなことを言ったら僕はもうあなた方に話は聞きませんよ。」

「悪かったよ。先に行かないでくれ。」

「置いていかないでください。」


僕ははあとため息をついた後こう言った。


「わかりました。行きませんよ。

で、なんでお二人は僕が来ることを知っていたんですか?」

「それはな、私たちは楓の事をずっと上から見ていたんだ。そして創造神と話し合っているところを見て来ることがわかったんだよ。」

「そういうことです。」


なるほど。創造神様と一緒に見てたのか。


「では私たちの事を名前で呼んではくれませんか?」


二人は僕に小首を傾げながら僕にそう聞いてきた。

僕はそんなことなら別にいいと思ったのでこう答えた。


「いいですけど、僕はお二人の事をなんてよべば?」

「それは楓様に決めてもらいたいです。」

「そういうこと。」


え!僕が決めるの!?神様の名前を決めるとか責任大じゃないか!

どうしよう···。

精霊、精霊、精霊。

せいの部分をとって生にして、ライフ。

ライにしようかな。

よし、ライで一人決定。

ん~どうしよう難しいな。ライフだから、ライフ、ライフ、ライフゥ、ライフウ!

後ろの二文字をとってフウにしよう!

よっしゃ!決定したぞ。


「決めました。あなたがライさんであなたがフウさんでどうでしょうか?」


僕は無邪気な神様をライさん、落ち着いているほうをフウさんにした。


「おう!ありがとな楓。」

「ありがとうございます楓様。」

「いえいえどういたしまして。」


僕がそう言うと二人は何かを言いたそうだったので僕は聞いてみた。


「どうしたんですか?もしかして名前が気に入っていないとかですか?」

「いえいえそんなことは絶対にありません。ですが、名前で呼んでくれるならもう敬語をお使いになられるのはおやめください。」

「そうだぞ。」


なんだそんなことか。


「わかったよ。よろしくライ、フウ。」

「よろしくお願いいたします。」

「よろしくな!」


僕たちはお互いの距離を縮めた。

これで少しは気がらくだな。

僕はそう思って二人を見るとモジモジしていた。

な、何しているんだ?今さらになって恥ずかしくなったのか?

僕は二人を見ながらそんな事を思っている時に初めて気がついた。

僕たちの周りを女の子達が囲んでいた。

それぞれ顔は違えど誰も可愛い。

そして皆強い霊力を発していた。

な!いつの間に囲まれていたんだ?名前を考えるのに必死になりすぎて気づかなかった。

なんか僕をチラチラ見て何か話し合っているし。なんか恥ずかしいな。

そんなにこっちを見ないでくれ。

僕はそんな事を思いながら精霊達を見渡すと僕の今回の目的の元となるような精霊を見つけた。

今回は感想をくれた方の意見を参考にして書いてみました。


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