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僕は異人です  作者: シノユウ
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29/81

イタズラ&精霊

僕は今回の謎を解くために神界に行くことにした。


「《テレポート》」


僕は神界にテレポートした。

そして目の前は神様がいた。


「うわ!」


僕は驚いてそう声をあげてしまった。

はぁ驚いた。殺られるかと思った。


「神様、驚かさないでくださいよ。」


僕がそう言うと神様は嬉しそうに頷いていた。

何か言いたそうだな。よし!仕返しだ、僕も神様に驚いてもらおう。

僕は神様に背中を向けて魔力を練り始めた。

そしてある程度練れたところで僕はテレポートする事した。


「《テレポー》」

「ちょっと!」


僕がテレポートする前に神様が邪魔してきた。

引っかかったな。


「何ですか?僕は帰るんですけど。」

「そんな冷たいこと言わないでくれよ。私が悪かったからさ。」


そう神様が必死に言ってきた。

楽しいな。

僕は神様をからかって日々のストレスを解消したところで本題に入ることにした。


「神様は多分もうお気づきかもしれませんが僕は分かりません。」

「何がだ?」

「雪原の気温が上昇していることです。」

「その事か。」

「神様はそれがなぜ起こっているか知っていますか?」

「知っているけど、君も薄々気づいているんじゃないの?」

「···」

「気づいているんだね?」

「はい···。」


そう、今回の事は僕は薄々気づいていた。

誰があそこで何をしたのかを。


僕がそれに気付き始めたのはちょうど一週間程前だった。


僕はその日屋敷で平和な時間を過ごしていた。

僕はリビングにいた。

リビングには僕、アエル、セリア、ルーンがいた。

僕たちは最近あったこと等を話し合って盛り上がっていた。

その時僕は一瞬だけ何かの力を捉えた。

僕はその時は気のせいだろうと思いそのまま会話を続けた。

しかし、その十分後くらいに今度はとても強い力を感じた。

そして直ぐに地震が起こった。

僕は焦り過ぎて屋敷全体にバリアを張った。


「《バリア》!」


地震は僕が屋敷にバリアを張った事によって一瞬しか感じなかった。

しかし、皆地震が怖かったのか僕に抱きついてきた。


「大丈夫だよ。僕がバリアを張ったから皆無事だろうし。」

「本当ですか?」

「うん。本当だよ」

「本当の本当に?」

「うん。本当の本当に。」

「本当の本当の本当ですか?」

「うん。本当の本当の本当だよ。」


僕は皆に安全だと伝えて皆を抱きしめた。

それで安心したのか皆は表情が明るくなった。


「あの···そろそろ離れて···」


僕が離れてと言おうとすると皆は目が涙で溢れていたのでそれ以上は言わなかった。

僕は皆に抱きつかれたままソファーに座ると僕の右にはセリア、左にはアエル、そして僕の膝の上にはルーンが座った。

僕は皆の怖がりように苦笑いしながら心の中では少しラッキーと思った。

そして直ぐに皆は僕にもたれて寝てしまった。

僕は皆が寝たのをみて地震の前に感じた力の事を考えていた。

そして僕は少しだけだがその力の再現に成功した。

実際は皆を起こさないようにしたら少ししか再現できなかった。

そして僕はその力は魔力とは別で、神様が使っている力とは似て非なる存在だと分かった。

魔力よりは強く神力よりかは弱い力だとわかった。

そしてあの雪原に行った時もあの力を感じた。


そして今に至る。


僕はその事を思い出して神様に聞いてみた。


「あの魔力よりは強く神力よりかは弱い力はなんの力なんですか?」


僕がそう聞くと待ってましたと言わんばかりに僕を見て神様は答えてくれた。


「あれは精霊の力、霊力だ。」

「霊力ですか?」

「そう。」

「なるほど。ちょっとやってみますね。」


僕はそう言うとあのとき感じた力を思い出して再現した。


「はっ!」


僕はそう言うとあのときの力を解放した。

魔力よりは強く神力よりは弱い力。

僕は霊力の解放に成功した時一瞬意識がとびかけた。

な、なんだ?意識がとびかけた···。

僕がそんな事を考えているとそれがわかったのか僕にこう聞いてきた。


「霊力が使えたみたいだけど、意識がとびかけたね?」

「はい。」

「それは当たり前なんだよ。君は最近神力を覚えたばっかりでまだ神力に体が慣れていない。そしてそんl準備を体がしているのにそこにまた負担をかけるとそうなるよ。」

「はぁ。」


なるほど。神力も使い始めたばっかりだしな。

僕は少し疲れたので霊力の解放をやめた。


「少し疲れました。」

「そうか、ちょっとこっちへ来なさい。」


僕は神様がなんでそんなこ事を言ったのかは分からなかったけど怪しそうでは無かったので神様の前に行った。

神様は僕の額に手を当てると何かを呟きだした。

すると僕は疲れが無くなっていった。


「神様なんかありがとうございます。」

「いやいやいいよ。」


なんか神様も優しいな。

そして僕はあることに気がついた。


「それよりも神様、今回って精霊の仕業らしいですけど、それはどうやったら解決できるんですか?」

「あ、ああそうだったな。それは精霊界に行けばわかる。」

「精霊界ってどうやって行けばいいんですか?」

「それは君なら私が教えなくても行けるよ。」

「えー。」


僕は嫌そうな顔をしながら霊力を探してみた。

するとすぐ見つかった。

霊力が溢れているな。

僕は霊力が溢れているところにテレポートする準備をした。

そして準備が出来ると僕は神様に挨拶をして行くことにした。


「神様、今日はありがとうございました。」

「いいよ。」

「ありがとうございます。では行って来ます。」

「行ってらっしゃい。」


僕は神様に一礼した。


「《テレポート》」

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