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海里の理事長就任
約半年ぶりに屋敷に来た。
それは海里の父であり、リアナの祖父である理事長が亡くなったからだ。
そして同時に海里が理事長になる事が決まった。
「理事長、指示をお願いします」
校長は年下の海里に頭を下げる。
「では、現生徒全員の名簿を下さい」
「は?」
校長は不思議がる。
「生徒全員のクラスと名前と顔を一致させます」
「はあ!?」
海里の言葉に更に驚く。
自分も、亡くなった理事長もそんな事しなかったからだ。
「それから、現職員と募集で集まった学園の教職員履歴書も明日までにお願いします」
海里は笑顔で言うと、校長から離れた。
海里は二学期一杯で公立高校の教師をやめる。
つまり、二学期の間は掛け持ちするのだ。
その事を伝えると、公立高校の生徒達はブーイングする。
海里は男女問わず生徒に人気があった。
海里は学園の理事長と平行しながら二学期まで公立高校の教師を勤め上げたのだった。
そして、三学期からは宿波学園の理事長に専念する事になった。
冬休み中、海里は現生徒全員の顔と名前を覚える。
更に来年度の教職員採用も行い、面接で一人採用。
更に知り合いから二人スカウトした。
リアナは忙しく働く海里を気遣ったのだった。




