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大学一年生

祖父の家には一度行ったきりだった。

リアナ自身も生きたいとはあまり思えなかったのだ。

そうしているうちに大学が始まる。

高卒生達の中で、子供のリアナは目立つ。

それでも音大ではなく教育大にしたのでリアナを知る者は居ない。

リアナはこの大学を飛び級しない。

それは海里との約束である。

海里自身は年齢に合った学校に行って友達を作って遊んだりして欲しかったがリアナの目的は海里の側に居る事で、既に大学が決まっていた為出来なかった。

「海里叔母さん」

リアナは海里と仲がいい。

基本友達より海里を優先するくらいだ。二人で暮らしているうちに、家事も上手くなってゆく。海里がサークルに入らないのかと問うので、サークルにも入った。

大学内でも優秀で、期待もされている。

ピアノは普通くらいの上手さのフリをした。

本当に弾きたい時は大学の防音設備の部屋で弾いたり、マンションの一室にある大きくないピアノで弾いた。

そんな中リアナは数人の友達が出来、それなりに楽しく一年を過ごしたのだった。


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