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Piano
リアナはピアノを弾く。
海里はリアナのピアノを聞くのが好きなのだ。
海里の為に数曲弾き録音する。
海里は喜びUSBを受け取る。
疲れた時に聞いてリラックスするのだ。
大学では年下ながら優等生、年下である事もあり仲のいい人には可愛がられる。
こうしてリアナは進級してゆくのだった。
一方、海里はリアナのUSBを大切にしていた。
貰ったUSBは家や学校で大切に使う。
「理事長、何聞いてるんですか?」
友人であり職員でもある近藤菊乃は問う。
大学時代下級生だった彼女はスカウトした一人だ。
「ん?宝物」
リアナの分身であるピアノをそう例える。
「あ~、クラシックね。姪っ子のか…」
イヤホンを片方横取りしたもう一人は言う。
皆橋誠司、大学では海里の先輩に当たる。
彼女と別れニートとなっていた彼を、海里は誘ったのだ。
やる気は無さそうだが、教えるのは上手い。
「私も聞いてみたいです!」
菊乃は言うと、誠司からイヤホンを受け取る。
「ちょっと、理事長室で油売らない!」
「はいはい」
「また後できますね」
海里が怒ると、二人は去っていったのだった。




