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神核生成とかいう意味不明スキルで擬神に守られてます  作者: れんP


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第八話 選択の先にあるもの


 


「俺は神代レン。普通の高校生――だったが」


 


 スキル《神核生成》。


 


 それによって現れた擬神・ソレイナ。


 


 そして今――


 


「生徒会室にいる」


 


 


 目の前には、生徒会長・天城修也(あまぎ しゅうや)

 副会長・朝比奈咲夜(あさひな さくや)

 書記・月影詩乃(つきかげ しの)

 そして氷室凛(ひむろ りん)


 


 全員が、ただの“生徒”じゃない。


 


 


「……」


 


 


 沈黙が、重い。


 


 


「主様」


 


 


 ソレイナの静かな声。


 


 


「私は、主様の判断に従います」


 


 


「……ああ」


 


 


 小さく返す。


 


 


 選択肢は、実質二つ。


 


 


 生徒会に入るか。

 それとも、監視され続けるか。


 


 


「……どっちにしろ、普通じゃないか」


 


 


 苦笑が漏れる。


 


 


 もう戻れない。


 


 


 昨日までの“普通”には。


 


 


「……なら」


 


 


 ゆっくりと顔を上げる。


 


 


「どうせなら、ちゃんと関わった方がマシか」


 


 


 そして。


 


 


「――入るよ」


 


 


 はっきりと、言った。


 


 


 一瞬の静寂。


 


 


 そして――


 


 


「いい判断だ」


 


 


 天城が満足そうに頷く。


 


 


「歓迎する、神代レン」


 


 


「よろしくね、新入り」


 


 


 朝比奈がニヤッと笑う。


 


 


「……よろしくお願いします」


 


 


 月影が静かに頭を下げる。


 


 


「……これで正式に“仲間”ね」


 


 


 氷室も、わずかに表情を緩めた。


 


 


 


「主様」


 


 


 ソレイナが少しだけ嬉しそうに言う。


 


 


「良い選択です」


 


 


「……そうだといいけどな」


 


 


 


「さて」


 


 


 天城が立ち上がる。


 


 


「本来なら詳しい説明をしたいところだが――」


 


 


 時計を見る。


 


 


「今日はここまでだ」


 


 


「え?」


 


 


「情報量が多すぎても混乱するだけだろう」


 


 


 確かにその通りすぎる。


 


 


「詳しい話は明日、改めてする」


 


 


「……助かる」


 


 


 正直、頭が限界だった。


 


 


「今日は帰って休め」


 


 


「はい」


 


 


 


 こうして。


 


 


 生徒会室を後にする。


 


 


 


 廊下を歩きながら。


 


 


「……入っちまったな」


 


 


「はい」


 


 


 隣で氷室が頷く。


 


 


「これから忙しくなるわよ」


 


 


「だろうな……」


 


 


 


「主様」


 


 


 ソレイナが隣に寄る。


 


 


「どのような未来であっても、私は共にあります」


 


 


「……ありがとな」


 


 


 


 夕焼けに染まる校舎。


 


 


 その中を歩きながら。


 


 


 俺は、確信していた。


 


 


 ――もう、普通には戻れない。


 


 


 でも。


 


 


 それでもいいと、少しだけ思えた。


 


 


 


 こうして。


 


 


 俺の“非日常”は、さらに深く動き出したのだった。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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