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神核生成とかいう意味不明スキルで擬神に守られてます  作者: れんP
第1章 神核の目覚め編

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第三十話 「操りの擬神と迫る影」

俺は神代レン。

普通の高校生――だったが。


 


スキル《神核生成》で炎の擬神ソレイナが現れ、

自然の擬神ユシルも加わり、

そして生徒会に入ることになった。


 


 


『異能学園高等学校』生徒会室。


 


 


「では、始めてくれ」


 


 


天城修也(あまぎ しゅうや)の一言で、場の空気が引き締まる。


 


 


「……あぁ」


 


 


レンは一歩前に出る。


 


 


手のひらに意識を集中させる。


 


 


 


「……スキル――《神核生成》!」


 


 


 


光が溢れる。


 


 


それは、これまでと同じようで――どこか違う感覚だった。


 


 


「……」


 


 


ソレイナは静かに見守り。


 


 


「おぉ〜……」


 


 


ユシルは少しだけ目を輝かせる。


 


 


「わぁ〜次はどんな子が来るかな!楽しみ!」


 


 


咲夜が身を乗り出す。


 


 


「えぇ、そうね」


 


 


凛も興味深そうに見つめる。


 


 


「うん……」


 


 


月影はすでにノートを構えていた。


 


 


 


やがて――


 


 


光が収束する。


 


 


 


そこに現れたのは。


 


 


 


「……これは何だ?岩?」


 


 


 


大きな岩の塊だった。


 


 


 


「えっと、これは……」


 


 


天城が言葉に詰まる。


 


 


 


ソレイナがため息をついた。


 


 


 


「はぁ……アヤネ、出てきてください」


 


 


 


「うん、わかってる」


 


 


 


岩の中から、声。


 


 


 


ピキッ……ピキピキ……


 


 


 


岩に光のヒビが走る。


 


 


 


――バキィン!!


 


 


 


砕け散る。


 


 


 


その中から現れたのは――


 


 


茶色いフードを被った、褐色の小さな少女。


 


 


 


「……」


 


 


彼女は静かにレンを見上げる。


 


 


 


「主様、彼女は――アヤネ。“操りの擬神”です」


 


 


ソレイナが説明する。


 


 


 


「操り、というと……洗脳の類かい?」


 


 


天城が確認する。


 


 


 


「はい。生物無生物問わず、指示を出して動かすことができます」


 


 


 


「へぇ……」


 


 


レンが感心する。


 


 


 


「アヤネはね〜すごいんだよ〜」


 


 


ユシルがふよふよと寄ってくる。


 


 


「特にぃ〜鉱物を操るのが得意なんだぁ〜」


 


 


 


「なるほど、だから岩から出てきたのね」


 


 


凛が納得する。


 


 


 


「それにしても可愛いなぁ」


 


 


咲夜が目を輝かせる。


 


 


「ソレイナちゃんやユシルちゃんより小さい!」


 


 


 


「私は、擬神の中では一番小さいので」


 


 


アヤネは淡々と答える。


 


 


 


「……また勉強になりそうな子だね」


 


 


月影がすでに観察モードに入っていた。


 


 


 


「まぁ、いいや」


 


 


レンは軽く笑う。


 


 


 


「よろしくな、アヤネ」


 


 


 


「……はい、主様」


 


 


 


小さく、しかしはっきりとした返事。


 


 


 


こうして――


 


 


俺は新たな仲間、“操りの擬神”アヤネを迎え入れた。


 


 


 


◇◇◇


 


 


――その頃。


 


 


暗い空間。


 


 


 


「クックックッ……」


 


 


フードの男が低く笑う。


 


 


 


「我々の作戦は順調だ」


 


 


「このまま行けば、人為的に異能を作り強化できる日は近い」


 


 


 


「おぉ!」


 


 


「なんと!」


 


 


他の男たちがざわめく。


 


 


 


「だが……まだだ」


 


 


 


空気が一変する。


 


 


 


「次の作戦で――」


 


 


 


男は、ゆっくりと言い放つ。


 


 


 


「部下に『異能学園高等学校』生徒会を襲撃させる」


 


 


 


静寂。


 


 


 


そして――


 


 


不気味な笑いが、闇に広がった。


 


 


 


戦いは、次の段階へ。


 


 


静かに――だが確実に、迫っていた。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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