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神核生成とかいう意味不明スキルで擬神に守られてます  作者: れんP
第1章 神核の目覚め編

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第二十七話 「静かなる波紋」

俺は神代レン。

普通の高校生――だったが。


 


スキル《神核生成》で炎の擬神ソレイナが現れ、

自然の擬神ユシルも加わり、

そして生徒会に入ることになった。


 


 


『異能学園高等学校』生徒会室。


 


 


「ふむ……そんなことが……」


 


 


天城修也(あまぎ しゅうや)が腕を組み、ゆっくりと目を閉じる。


 


 


「超越因子研究局……トランセンド・ラボ、か……」


 


 


その声は静かだが、確かな警戒を含んでいた。


 


 


「どうする?」


 


 


朝比奈咲夜(あさひな さくや)が軽く首をかしげる。


 


 


「警戒したほうがいい……」


 


 


月影詩乃(つきかげ しの)が短く言う。


 


 


「それしかないでしょうね」


 


 


氷室凛(ひむろ りん)も同意する。


 


 


「だろうな」


 


 


レンも頷いた。


 


 


 


「警戒〜〜〜」


 


 


ユシルがふわふわと呟く。


 


 


「主様に近づく危険因子は排除しなくては」


 


 


ソレイナの声はいつも以上に鋭い。


 


 


 


「たしかに、危険因子は対策しないとね」


 


 


天城が頷く。


 


 


「相手は組織だ。個人とは違う」


 


 


「しかも、人為的に異能を弄ってる」


 


 


咲夜が腕を組む。


 


 


「正直、かなりヤバいよね」


 


 


「……ああ」


 


 


レンは小さく息を吐く。


 


 


 


「でもさ」


 


 


少しだけ顔を上げる。


 


 


「やることは変わらないだろ」


 


 


 


その言葉に、全員の視線が集まる。


 


 


 


「目の前で誰かが危なくなったら、助ける」


 


 


「それだけだ」


 


 


 


「……ふっ」


 


 


天城が小さく笑う。


 


 


「シンプルでいい」


 


 


 


「嫌いじゃないわ」


 


 


凛もわずかに口元を緩める。


 


 


 


「……うん」


 


 


月影も静かに頷いた。


 


 


 


「主様」


 


 


ソレイナが一歩近づく。


 


 


「その意志、必ず守ります」


 


 


 


「……ありがとな」


 


 


レンは少しだけ照れたように笑う。


 


 


 


ユシルはその様子を見ながら、ぽつりと呟いた。


 


 


「……でも〜……」


 


 


 


「なんか、おっきいの来そう〜……」


 


 


 


その言葉に、一瞬だけ空気が止まる。


 


 


 


「……勘か?」


 


 


レンが聞く。


 


 


 


「うん〜……」


 


 


 


「自然の勘は侮れないわね」


 


 


凛が真面目に言う。


 


 


 


「なら、なおさら準備だ」


 


 


天城が立ち上がる。


 


 


「情報収集と警戒を強化する」


 


 


「了解!」


 


 


咲夜が元気よく返事をする。


 


 


 


こうして――


 


 


生徒会は、見えない敵への対策を進め始めた。


 


 


 


◇◇◇


 


 


――その頃。


 


 


現実とは異なる、静かな空間。


 


 


空も地面も存在しない。


 


 


ただ、どこまでも広がる“水面”。


 


 


 


その水鏡には、一人の少年が映っていた。


 


 


――神代レン。


 


 


 


その周囲で、いくつもの影が揺らめく。


 


 


 


「……トランセンド・ラボ、ですか」


 


 


茶色いフードの少女が、静かに呟く。


 


 


 


「主殿が危険にさらされる可能性がありますね」


 


 


紫のフードの少女が続ける。


 


 


 


「でもでも!主さんなら!」


 


 


海色のレースの少女が明るく言う。


 


 


 


「ん、でも、万が一が」


 


 


黄色いフードの少女がぽつりと漏らす。


 


 


 


「私がそちらに行けば狙撃してしまうのですが」


 


 


黄土色のフードの少女が物騒なことをさらっと言う。


 


 


 


「そうですね」


 


 


氷のようなフードの少女が微笑む。


 


 


 


「ここは一刻も早く、私達を召喚してもらわないと」


 


 


 


「そうですね」


 


 


茶色の少女が頷く。


 


 


 


「えぇ」


 


 


紫の少女も同意する。


 


 


 


氷の少女が、くすりと笑った。


 


 


 


「ふふっ……楽しくなりそうね」


 


 


 


その言葉は、どこか不穏で。


 


 


どこか期待に満ちていた。


 


 


 


水面に映るレンの姿が、わずかに揺れる。


 


 


 


まだ見ぬ擬神たち。


 


 


そして、迫り来る脅威。


 


 


 


物語は、静かに――


 


 


しかし確実に、次の段階へと進み始めていた

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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