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期末試験

前半に大きなイベントがあった2学期だが無事に期末試験を迎えることになった。

さすがに期末試験は学校で受けるが、僕含めて数人の生徒は別室での受験となった。


どうやら外部で授業を受けている人がそれぞれの個別用の試験をもらっているようだ。


とはいっても外部で学ぶだけの実力か専門性を有していることになるのだから、設問難易度も自然と上がる。

とはいえ、その分野をみっちりと学んできたのだから当人たちにとっては簡単かもしれない。


試験が始まった。

僕に出されたのはやはりというべきか、封印魔法についての問題が大半を占めていた。


応用から実践まですでにこなしているためそこまで突っかかる問題はなく最後の問題までたどり着いた。


最後の問題だけはほかの問題と違って異質だった。


『封印魔法が施されていないと推定できる箱がある。物理的な要因以外で開かない場合想定できる要因を答えよ。』


これまでの問題が封印魔法が前提となっている問題であるが故に、封印魔法という前提を崩してくるこの問題は異質だ。


だが答えは単純だ。

封印魔法と刻印魔法この二つの性質から成立しうる状態だ。


封印魔法が封印するときに施す対象はその物に対してでのみ行われる。

一方の刻印魔法は刻印に対して魔法を施す。


刻印と対象物、同じように思えるし刻印を対象物にしている場合ややこしくなる。

簡単に説明するならば、指定するレイヤーが違う。

レイヤーが違っても見た目は同じになるが、レイヤーごとに分けて見ると別レイヤーに分かれている。


これが答えの一つだ。


もう一つの答えは単純に封印魔法が特殊か、とてつもなく丁寧に隠されているかだ。


答案が出来上がったので再確認してから終了を待つ。

無事に筆記テストが終わった。

祝、月間1000PV

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