帰国
図書館に通うこと三日、転移魔法をだいぶ使えるようになった。
今日は日本に帰国する日だ。
町を出る際に町に入ろうとしている人物がいる。
町には入ろうとせずに眺めている。
先生とマスターが町の入り口まで見送りに来てくれた。
謎の人物は目を離した瞬間にいなくなっていた。
二人に挨拶をして僕と彼は門まで飛んで行った。
門につく。
行きはあんなに苦労したのに今となっては一瞬である。
この国に来てから自分の実力が大幅に上がったことを実感する。
門をくぐれば日本だ。
免許を取ったらまた来ることになるが、試験には二週間の猶予がある。
潜った先は来た時と同じ場所だった。
入国手続きをサクッと済ませて寮に帰る。
帰ってからはレポートに取り組む。
結局魔法の勉強ばかりで、文化的なものを調べることはあまりできなかったが見たことをそのまま書き連ねる。
その日は疲れたので寝ることにした。
ーーー
今僕は裏世界をプレイしている。
竜の国で学んだことを試すにはここが一番いいだろう。
裏世界のスタート地点はログインした場所の近くのランダムな場所らしく警察署の正面からのスタートになった。
早速空を飛んで索敵を開始する。
すぐ近くで戦っている人たちを見つけた。
複数人がチームを組んで戦っているようだ。
近くのビルの屋上から様子をうかがう。
どうやらチーム同士の争いのようで双方が白熱してこっちに気が付いていないようだ。
奇襲を仕掛けるなら今のうちだろう。
魔法を圧縮して気が付かれないように気を付けながら展開していく。
自分をまきこまないようにされど相手を殺せるように威力を調節して魔法を作り上げていく。
今回は周囲一帯を溶かして溶岩にすることで焼死させようと試みる。
魔法を発動させる。
魔法が発動した瞬間周囲の建物と道路が溶け出し一帯が灼熱の地獄絵図になる。
対応できなかった半数以上が消える。
対応した人数が思ったよりも多かった。
追撃として小規模の隕石を落とす。
結局これが一番効率が良いみたいだ。
次の瞬間予想外なことが起きた。
隕石が周囲を溶解させる魔法の範囲に入った瞬間隕石まで溶け出した。
対応していた数人に上から溶岩が降り注いですべてが落ちた後には何も残っていなかった。
魔法同士の作用には今まで注目していなかったんで驚いたが、よくよく考えれば当然の結果である。
これからはそっち方面の研究もしようかと思う。
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