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その部屋は応接室でありソファーに腰掛けるように促される。


「館長をお呼びします。」


そう言うと司書さんは部屋を出て行った。


しばらく待つと扉が開く。

彼が立ち上がるのでそれに倣って立ち上がる。


「久しいな、 」


「お久しぶりです。人間の言葉では零と発音します。」


「そうか、そちらにいる人にもわかるようにそう呼ぶとしよう。」


完全に見た目は少女なのに、感じる圧は途方もない目の前のモノと彼が会話を交わす。


こちらが完全に圧倒されていることに気が付いたのかソレは話しかけてくる。


「良い勘をしているな。なるほどここに来たのは、鍛えるためか。」


「許可を頂けますでしょうか。」


「許そう。寝床にはお前が使っていた部屋を使うといい。」


「ありがとうございます。」


会話を終えるとソレはどこかに行ってしまった。

安心して腰をソファーに落とす。


一体何者だったのだろうか。


「まあ夜に時間ができたら話すよ。今は先を急ごう。」


図書館を出て、今度は路地裏に入っていく。

表通りとは打って変わって暗い雰囲気を醸し出している。


目的地に着いたようで彼が足を止める。

目的地はバーのようで、半地下になっている。


店の名前を確認すると躊躇いなく入っていく。

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