第二回戦
休憩時間が終わり、会場への転送を待つ。
転送までのカウントダウンが始まる。
3,2,1,転送が始まる。
ついた瞬間から周囲を見渡す。
どうやら森のようだ。
1分間のカウントダウンを横目に作戦をまとめる。
カウントダウンが終わり、前の試合と同じように多重に偽装を施す。
前の試合を見られている前提でさらなる策を打つ。
一般魔力で周囲一帯に濃い霧を魔法で発生させることで探知を阻害しつつ視界を奪う。
こちらの視界は確保できるように魔法を設定する。
また霧の発生の中心地点は、自分たちのスタート地点から離しておく。
早々に相手を見つけるが相手に動きがない。
霧を吹き飛ばそうと風を起こしているが徒労に終わる。
魔法の霧であっても普通なら風の魔法で吹き飛ばせる。
しかしこの霧には魔術的に他の意味が込められている。
この戦いはあくまで競技である。
競技である以上フィールドが設定されている。
フィールドの外には出られないことから囲われていると言い換えることができる。
囲われているところに風が吹いたところで意味がないという解釈を組み込んでいるため風による対処はできない。
初戦を見る感じ、相手は勢いがある。
霧によって勢いを削いでしまい、じりじりと詰めていく。
相手がバラければ各個撃破、固まっているのであれば霧を集めて濃くしてからの不意打ち。
どちらも決まり手となるだろう。
時間制限があるため相手が動き始める。
相手は前に2人後ろに1人の逆三角形の陣形で歩を進める。
2人に合図を送り木の上から後ろの1人に奇襲をかける。
奇襲と同時に霧を濃くする。
前の2人に気が付かれることなく1人を倒し、残りの二人も奇襲を仕掛ける。
背後で物音を立て視線を誘導する。
その後、木の上からの奇襲に対応させずに倒す。
無事に勝利を収めることができた。
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