34/88
反省会
圧倒的な実力差を見せつけられた。
あと少しで勝てたかもしれないところまで行けるくらいに調整までされていた。
ほかの二人も凹んでいる様子だった。
「よし。お前ら反省会するぞ。」
ことの本人がやって来た。
「お前らにまず言いたいことがある。なぜ『相手の位置を特定した』という情報を鵜呑みにした?あんなに始まる前に警戒を怠るなと言ったのに。」
彼の言っていることは確かに正しいし、僕らの彼の言葉の理解が足りていなかった。
「まあそんなに気を落とすな。むしろ現時点で勝てると思い上がっていなくて良かった。お前らと対戦したのは世界で一番強い魔法使いで、いくら手加減したとはいえ3年生で五分まで持っていけるかといった位だった。今のお前らが勝てるはずがない相手だ。」
彼に擁護されて少し気が楽になった。
「それでも、初撃位は何とか回避してほしかったけどな。あの攻撃は避けやすいように一般魔力を使って魔力の揺れを普通よりも大きくした。」
直感ともいえるようなものは殺意を感じ取っていたのかと納得する。
「まあいろいろ足りてないし、不足していることは大体わかったからビシバシ訓練をするぞ!」
大変なことになったとは思いつつも彼に導かれていく。
感想、誤字脱字の報告ブックマークへの登録待ってます。




