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準備
体育祭までの間、チームとしての連携や個々の実力を高めていく。
彼との模擬戦を中心として、同じ競技に出場する上級生とも模擬戦をする。
戦闘をこなしていくうちに課題が見えてくる。
それは魔法だと思ったよりも火力が簡単に出てしまい反則になる可能性が高いということだ。
解決のために、魔力を杖に流して魔力で殴ることに特化して特訓した。
副次効果として魔法の使用頻度が下がり、魔力の感知に引っかかりづらくなった。
情報戦を制することの重要性を痛感したので彼に教わろうとしたところ課題を出された。
課題の内容はより精密な魔力の制御と常時魔法を発動してそれを気が付かれないようにすることだ。
精密な魔力制御も魔法発動の隠匿も情報を隠す方法だ。
索敵は鍛えなくていいのかを問うと、意外な答えが帰ってきた。
「油断がなければ、索敵に関していえば十分なレベルだ。特にお前の固有魔力と索敵の相性はいい。油断大敵といったところだな。」
油断しなければ、その言葉は重く突き刺さった。
油断せず索敵も鍛え、課題をこなしていくと遂に体育祭の日が来た。
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