第5章 王死す
はぁぁぁ
刀に白炎を集中させる。
「またそれか、、」
リゴーが黒煙を辺り一面に放出する。
「威力は認めるが、当たらなければなんともない。」
構わず刀を振り下ろす。
再び辺りを一面を吹き飛ばす。
「くっ、なんて威力。」
ふぅぅぅ
間髪入れず、力を込める。
「なに?連発だと?」
ぐぐぐ、、ふんっ
さらにもう一発放つ。
辺り1面白炎に覆われる。
「まだまだ、、」
さらにもう一度振りかぶる。
「くっ、いい加減にしろ。」
リゴーが目の前に現れ、シシャクーラの腕を黒煙で縛る。
「何度もしつこいぞ。」
「くそっ。」
「それにしても、そんな攻撃しかできないとは、隊長とやらも大したことがないな。」
「そうだな。」
シシャクーラは刀を放す。そして、黒煙を蹴る。
「なに?」
縛られていた両腕が解放される。
そして、猛攻を仕掛ける。
(中長距離だと攻撃手段が少ない。この距離でケリをつける。)
ものの数分でリゴーは地面に叩きつけられ、蹲る。
「ぐっ、貴様近接勝負に持ち込むためか、、」
「ああ、これが一番手っ取り早い。」
武器の筒も手から離れ、無防備となっているリゴーに歩み寄る。
「終わりだ、、、」
「はあ、はあ、どうかな?」
筒から急に黒煙が溢れだす。
「なに?」
「放す瞬間に魔力を込めておいた。」
「くそっ。」
シシャクーラは捕まる寸前にリゴーに一瞬で近づき首を掴む。
「ぐ、、ぐふ。な、、に。」
しかし、同時に黒煙もシシャクーラの体を覆った。
「はは、さあどうする?隊長。我慢比べをしようか」
「いや、その必要はない。アルフレード、、、やれ。」
「なにを、、、」
背後からアルフレードが近づく。
「た、、、隊長もろともやるつもりか?」
「ああ、その通りだ。」
「ぐ、、ふざけるなああ。」
筒からさらに黒煙が吹き出し、アルフレードに襲い掛かる。
「やれ、、、アルフレード。」
アルフレードが刀を振り下ろし、刃先から米粒ほどの実が放たれる。
そして、それはリゴーの背後の地面に落ちる。
すると、、、
ぼごぉぉぉぉんん
落下地点を中心に大爆発を起こした。
「隊長、、、。」




