第5章 龍の猛攻
シシャクーラ率いる1番隊とリゴー。
リゴーの筒からの変幻自在な攻撃に攻めあぐねていた。
「あの筒をどうにかしないとな。」
筒から生成される攻撃は様々で、剣やハンマー、太刀時には大砲のように黒煙をぶつけてきたりとうかつに近づけない。
「アルフレード、準備は出来てるか?」
「はい、いつでも。」
「おれが隙を作る。お前がとどめを頼む。」
「ふむ。早く、鋭いそして、破壊力のある一撃もある。
優秀な戦士ですな。」
「だが、私にはかなわんぞ。」
今度は鞭に変化させ攻撃を始める。
シシャクーラの一振りそれは、己の力を蓄積させた攻撃。ゆえに全力では日に4度が限界。
溜めの時間も伸びていく。
(1振りで終わらしたいが、そう思うようにはいかないか、、、)
「オラオラオラオラ。」
一方、2番隊とアウベス。
アウベスが拳に溜めた黒煙を2番隊に向け何度も打ち込む。
「逃げてばかりだな、おまえたち。がはは。」
「なめやがって。あのやろう。」
「落ち着け、相手の動きをしっかり観察しろ。どんな手を隠し持ってるか
わからない。」
しばらくすると、攻撃をやめこちらへ歩いてきた。
「おいおい、びびってんのか。だったら、、うおっ。」
白炎の塊が飛んできた。
「あぶねえな。こそこそと、、」
すると四方を隊員が囲む。
「ようやくやる気になったか。」
「そろそろこちらも攻勢にでようかと思ってな。」
「ふっ。いいねえ。」
黒煙を纏いスペンサーへ目掛け突進する。
スペンサーは地面に刀を刺し、
「大炎波」
スペンサーを中心に白煙が波のように広がり徐々に大きくなっていく。
「むっ。」
すかさず地面を蹴り空中に飛ぶアウベス。
「あぶねえ、、、いてっ。」
横から衝撃が走る。
隊員のウルが、トンファーで殴りつけた。
体勢が崩れたところにガロウスが肘を後頭部に打ち付ける。
「がはっ。、、、な、なんだ。」
地面に叩きつけられ、視界が歪む。
「終わりです。」
長い棒を持った隊員キース、その先をアウベスに向ける。
龍激昂
放たれた白煙は数十メートル先まで燃やし尽くした。
「よくやった。お前たち。」
「ま、こんなもんだろ、次行きましょ、、」
一気に黒煙が立ち上る。
そこには半身が焼かれたアウベスが居た。
「まだ、終わってねえよ。」
(あの攻撃をもろに受けて立つか、、)
「そのようだな。」




