第5章 鉄壁の黒化
殺気を感じ、すぐさま距離を取る。
「斬れたと、勝ったと、
思ったかね?
少し硬質化すれば貴様の刃など1ミリも通さんよ。」
「どうすりゃいいんだ。」
「理解したか?初めから勝ちの目がないことを
ふっふっふっ、ちっぽけなもんだな。」
「うるせえ。」
さらに、雷を放出する。
「面白い、もっと足掻いてみせろ。」
すたすた、歩き近づいてくる。
「この、なめやがって。」
地面を蹴り、空へ飛び
回転し、脳天目がけ刀を振り落とす。
「きかぬ、とわかっているだろ?」
じわじわと頭が黒くなり、振り落ろした刃を受け止める。
「次はどうする?」
触手で体を引き寄せられる
「殴ってみたらどうだ?こうやってな。」
ぐはっ
「初めて殴ってみたが、なかなか悪くないな。」
「本当に刃が通らねえ。」
再び近づいてくる
ふぅぅ
臆さず前へ。思考を止めるな。
ザムーの周りを最高速で回る。
なにか、なにか相応のリスクがあるはずだ。
触手を生やし迎え撃つザムー。
1本ずつ、斬り落としていく
触手は斬れるのに、なぜ
考えがまとまんねえ。
考えるより先に体が動く。隙を見つけ、再度斬りこむ
この触手を斬ったら、一太刀いれるか
ふん
ガン
「なに?触手にも?」
「甘い。」
手から黒い大蛇が放たれ、腹を目掛け噛みついてくる。
くっ
直撃し数十メートルも飛ばされていく。
しかし、受ける際、腹に鱗を集中させ片膝をつくのみで耐えた。
「なんとか耐えれたか。」
「貴様、、、。」
「龍の鱗だ。この程度なら耐えれるみたいだな。」
「あと、その硬化なぜ攻撃に回さねえんだ?
おれの一太刀を受けるほど固えんだ。そんな温い攻撃よか効きそう
なんだが?」
「・・・。」
「この前のダメージが怖いか?」
「なに・・・。」
「防御に専念し、出来れば刀を折りたかったのか?」
「あまり、図に乗るな下等な生物が。」
「碑噴黒槍虞雲」
空中から無数の槍が現れる。
「恐れなどあるものか、恐れるものなどな。」




