第5章 開戦
ついにその時が来た、、、
「あの野郎。」
黒い龍に乗り空から舞い降りる
優雅に淡々と
(いくつか、迎え撃つ準備をしていたがこうも堂々と真正面から来るとはな)
「やあ、この星に住む蛆虫諸君。今日までゆっくりできたかな?」
ウェイドは刀をゆるりと抜き、雷を帯びさせる。
オルガ、ジェラードも臨戦態勢に入っている。
「ふふふ。言葉も聞こえなくなったか、まあ良い。」
黒龍の背から離れ、こちらを見る。
「いけ。」
合図とともに、戦士達目掛け飛んでいく。
「遅い。」
ウェイドが一閃。
黒龍は、斬撃に当たると一気に爆発し霧散した。
「なんだこれは。」
煙状になり辺りへ散っていく。
そして、
視界が開けていくとそこには
前回同様、カリエヌにクトー率いるゼネジェイ・数体のコンキスタが現れた。
「開戦といこうか。」
雪崩のようにゼネジェイ達が翔け始める。
「奴らは、私たちが頂こう。」
ジェラードが歩き出す。
そして、海の一族の手練れたちも走り出す。
浮遊しているザムーがウェイドを見、付いて来いと合図を出す。
「ウェイド。」
「シシャ。」
「頼んだぞ。他はまかせろ」
「ありがとう。頼む」
「久しぶりだな、鳥頭。」
?
反応がない?
「いけ、お前たち。」
クトーはジェラードの言葉に一切反応せず指揮を始める。
「迎え撃て。
様子がおかしいな。」
挑発もせず、ただ後方で指揮を執るとは、、
「仕方ない。」
「まずは、こいつらを倒すか。」
「「歸神」」
「さっそく、やるきだな。」
マルシャラはいち早く察し、ランビアに合図を送る。
「了解。」
数メートル離れ並びたち、片腕を上げる。
2人の腕から、水が溢れ出し一つの球体をつくる。
「すまねえな。」
「うおおおおおお。」
マルシャラとランビアが叫ぶ。
すると水が動き出し、クトーの前まで道のように伸びる。
その中をジェラードが一気に泳いでいく。
「よお、今回は大人しいな。」
やはりおかしい、かすかにザムーの気配が、、、




