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第4章 次世代

アルフレードはひたすらに刀を振り続けていた。


挿絵(By みてみん)


アルフレード・エルザルド


配隊後、若くして副隊長につくほどの才能を持っていた。

しかし、先の戦争には参加出来なかった。


「シシャさん、次は絶対に参加しましょう。」


第一部隊は代々、ナタルマ近辺を守る部隊で今回も、隊長以下数名は待機となっていた。


「わかってる。おれもお前と同じ気持ちさ。


だが、おれの独断では決めれないことだ。」


「最悪、副隊長を降りてでも参加します。」


「ほう。」


「本気ですよ。」


「わかってるよ。だが、そうだな、参加するなら白炎を


おれが納得するレベルに操れるようになってからだな。」


「え?」


「そのレベルになったらおれから進言してやろう。」


「ありがとうございます。」


「頑張りな、次期隊長。」


驚き、振り返るとシシャクーラの姿は既になかった。




「ダンカークは次の戦いにはでてこれないだろう。

 誰が頭となるのか決めねばな。」


森の一族を率いていたダンカークが戦線離脱の為、誰がリーダーとなるか


話し合いが行われていた。


「次はオルガと考えていたが、まだ若い。ランクラッセあんたはどうだ?」


「引き受けたいところだが、わしももう年だ。お前らを導けるほどの力はない。


 わしは、サントレーナー、お前が適任だと思う。」


「・・・いや、オルガでいこう。」


「いいのか?」


「確かにまだ若いが、実力だともうあいつが一番だ。」


「そうだが、、、あれ以来姿もみせておらん。精神面が心配だ。」



オルガはダンカークの容態を聞いて数日後から


行方をくらましていた。



しばらく議論していると、

上空から何かが落ちてくる。


ひゅぅぅぅ、どーーん


「おぅ、なにやってんだ?」


降ってきたのはオルガだった。


「うわっ、オルガ。お前どこにいってた。」


「お前を一族の長にしようって話さ。」



「ちょっと、特訓にな。


 おれでいいのか?」


「怖いか?」


サントレーナーがオルガの目を見る。


「一族を束め、敵の頭を倒す。

それが長だ。

次の戦いではあのダンカークをも上回る敵が多くいるだろう。だから無理強いはしない、どうする?」



「・・・ああやるよ。ていうか、やらしてくれ。

 この間の借りはしっかりと返さねえと気が済まねえ、たとえ負けようがな。」


サントレーナーの目をしっかりと見て返事をした。


「いいね。じゃあ決まりだ。

 次の長はお前だ。」


「よし。じゃあ、またもうしばらく特訓に行くからよろしく。」


木の上に上り、再び姿を眩ましてしまった。


「おい。行っちまった。大丈夫かあれで?」


「ははは。ああ、あいつはあれでいい。

 他一族とのやり取りとか細かいことはおれがやろう。」


「そうじゃの。サントレーナー、おぬしが縁の下で支えてやれば


 あいつはより、力を発揮しやすいじゃろう。」



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