第4章 隊長達
「正直 想像以上だったな。お陰でこの様だ。」
「ああ、しっかりと準備してたつもりだったが甘かった。」
「こりゃあ、全盛期、それ以上に仕上げていかねえとな。」
ボルドーの病室で
ボルドーとスペンサーが戦争を振り返っていた。
そこにもう1人
「珍しいな、2人ともそんなにやられるとは。余程強かったようだな。」
彼らと同世代であり、隊長でもあるシシャクーラが現れた。
「ちっ。うるせえよ。」
「はは。まあそういうな。
で、どうだった?敵は?」
「強い。恐ろしく強い。」
スペンサーが話し出す。
「正直、今回引き分けれただけでもラッキーだった。」
「お前がそこまで言うとはな。」
「ウェイドが敵の大将になんとか手傷を負わせたから助かったが、
あのまま続いてたら負けてただろうな。
シシャ、次はお前も来いよ。」
「そのつもりだ。次の戦争、おれも命を懸ける。」
「おれら3人、ローヴにウェイド。森と海の一族。次こそは勝つぞ。」
「おう。ただ、ボルドーお前は、もうしばらく休め。どれだけ怪我してるんだよ。」
「痛くないのは左脚ぐらいだな。節々が痛え。」
「情報はおれの方から共有しておく。」
「ああ、すまねえ。」
スペンサーとシシャクーラは病室をあとにした。
「シシャ。あいつを見てわかる通り生半可な相手じゃない。
おそらく次の戦いはさらに熾烈な戦いなる。腕は鈍ってないだろうな?」
「問題ない。修行を怠った日など1日たりともない。」
「お前には不要な心配か。」
草原をよく見渡せる、第4部隊の隊長室。
中ではローヴが寛いでいた。
「どうだった?」
目の前に突然現れたゼーヴィント。
「わっ。」
持っていたコップから飲み物が飛んでいった。
「ゼーヴィントさん。なんですか、急に。」
「ふふふ、いい反応してくれるなあ。」
溜息をつき、残りを飲み始める。
「どうだった、戦いの方は?」
「なんとか耐えきった感じですかね。」
「そうか。」
「何しに来たんですか?」
「少し様子を見にな。」
「あの、、、また修行をつけてもらえないですか?
正直このままでは、、、」
「おれは無理だ。だったら、ウェイドの相手にやってくれねえか?」
「え、王様の?」
「ああ、餓鬼の相手は疲れるからな。お前がやってくれ。」
「何ですかそれ。」
「ははは、まあ今のあいつならいい修行相手になるはずだ。」
「確かに。戦争で敵の大将に引けを取ってなかったですしね。」
「ああ、じゃ頼むわ。」
言い終わるとすっと帰っていった。
「あれ、なんか嵌められた気が、、。
ま、いっか。」
華の32世代
シシャクーラ、スペンサー、ボルドーと3人の隊長を輩出した優秀な世代。




