この担任、なんでいるんだろ、ここに? ホントにさ
ああ……。折角保健室でマキ先生を振りきれったっていうのに、担任教師がこれだもんな……。
僕ってもしかしてなにか変なものに取り憑かれてるのかな?
今までの人生、なんとか生き残れてるような気がするけど……。
「へーい、それではキッズ共よ、今日は特別大サービス、自習だーーー!!」
「「それはいつものことだろっ!!」」
はぁ、なんで僕のクラスってこんな時だけ一致団結できるんだろ。
それに先生、毎日毎日おんなじこと言ってて覚えてないのかな……?
「なんだいキッズ共よ? 自習がそんなに嫌かい? なら今日は珍しく俺様が授業をしてやろう」
ああ、なんかこの学校来て始めてこの人の授業受けるかも……。
でも本当にこの人教師なのかな?
「ほら、それじゃ、数学の教科書57pgを開くのだ」
僕は早速鞄から数学の教科書を取り出して、指定のページをひら…………こうとした。
「おおっと、間違えたぞキッズ共。これは国語の教科書であった。なはははははは!!」
はぁ…………もう、嫌だ……。
だから僕は挙手した。
「おっ、なんだ? えっと、お前は誰だったか……」
「シンですよ、シン! 勝手に忘れないでください! 生徒でしょっ!? ご自慢のキッズの一人でしょっ!?」
「おおっ! シン、我が愛すべき生徒シンよ! お前のことを忘れた日々なぞ一時も―――」
「忘れていたでしょっ! 今、ついさっきまでっ!!」
「そう、怒るな。お前の怒り、怨念、不安、この俺様が受け止めてやるっ!」
「だから、あんたにぶつけてるんでしょうがっ!!!! はぁー、はぁー、はぁー」
なんで僕はこんなに荒々しくしてるんだっ!?
「うむ、考えてみればそうだな。だったら尚更十分存分にぶつけたまえ!」
「もう、いいです」
僕はへたらこみながら自分の席に座った。
もう、いやだ……。
そしてそんなこんなが続いて、
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン……
「「やったー、授業が終わりだー!! この先公、出て行けーー!!」」
と、皆が狂喜乱舞しようとしたら……
「お、悪い、俺様の着メロが鳴ってしまった」
「「もう、宇宙の彼方へ飛ばされてこーい!!!!」」
あー、うるさい、うるさすぎる、このクラス…………。
僕はさっき声を荒げた所為と担任の異次元感覚についていけず机の上で意気消沈した。
続いてまいります。次話投稿。
はい、でもそれだけだったりもします。
楽しんでいただけると光栄です。ではではw
次話は私自身が楽しみにしていたキャラクタートーク的なものです。




