え? うそっ……
す、すみません、間が空きすぎました!!汗
「ちょっ、な、なによ?」
「よろしいではないですか、どうせ今日もお暇でしょ?」
「今日も? も!?」
ユイちゃんがどこで拾ってきたのかわからないマリを五分もせずに連れ込んできた。
さすがに、早い。っていうか、どこで?
「ちょっ、えっ?」
「「八ッピィバースデー!!」」
僕とカイは手筈通りにクラッカーを手に、マリの登場にあわせて鳴らす。
バン!!
「きゃっ!」
「「あっ……」」
僕とカイの目が止まる。
クラッカーが、なぜか糸が絡まってて、そのまま飛び出した。そして、それが二つともマリの顔面直撃……。
一瞬にして、この誕生会の幕開けは水が差したように静まり返った。
「それでは、はじめましょう。はい、マリ、席に着いてください」
後で、事情を知らないユイちゃんがマリの背中を押しつつ定席に着かせる。
「な、なんなのよ、これはっ!?」
並べられた数々のご馳走、色鮮やかに彩られた部屋の飾りつけ、目の前に置かれているいかにもプレゼントを連想させる箱を目の前にしたマリはいささか高調気味。
「なにって、今日はマリの誕生日じゃないですか」
ユイちゃんがそう言いながら、マリの肩に手を回す。ああ、なんか、友情って感じだな。
と、僕が感慨深げにそう想っている横でカイは全視神経をユイちゃんの手料理に注いでいた。
まあユイちゃんの料理はおいしいし、僕もお腹すいてるから咎めはしないけど、ちょっとはしたないな……。
いい感じなオーラに包まれた室内で、なぜかマリだけが顔を硬直させた笑みをユイちゃんに向けていた。そして、ロボットのようにがっくんがっくん首を回すマリはなんか変な感じ。
「マ、マリ、ど、どうしたの?」
すかさずマリに尋ねてみる。ユイちゃんも訳がわからないようだ。
「マ、マリ? どうしたんですか?」
暫くの沈黙。カイも異変に気付いたのか、視線を料理から硬直しているマリへと向ける。
「私の誕生日、昨日だったんだけど」
マリの目からは乾いた、憂いと切なさと悲しみが精一杯くみこまれた涙が滝のように頬を流れた。
「「あ……」」
なぜかハモった僕達の声だった……。
短いですが、頑張って続き書きます。
マリって、つくづくかわいそうになっていく気がする。
そんなKaryuでした。




