パーティ準備着々進行中
「って、なんで俺がパシリを……」
俺は、シンに頼まれた物を近くのジュンテン○ーで購入。帰路についているんだが、っていっても向かってるのはユイさんの家。
というより、シンの奴うらやましいよな。両手に花だもんな、ハーレムだよな。いいな。
「にしても、お、おめぇ」
袋が両手に食い込む。いくらマリの誕生会だからって、こんなに準備必要か?
「か、買ってきたぞー」
ユイさん家のドアを自力で開けて中に入る。
「あっ、ありがとう、カイ」
「おう」
シンに買ったものを渡す。
「それでは、始めてください」
ユイさんの指示により、俺達二人は家のパーティールームのデコレーションやらを始める。
俺とシンが掃除(といっても、もとからめちゃくちゃ綺麗なのでする必要なし)、デコレーション、セッティングを任せられた。
対するユイさんは料理をしてる。うまいからな、マジで。
「じゃあ、カイ、それとって」
「そら」
「あんがと」
「おうよ」
シンに飾りを渡す。
それから小三時間かけて準備を終える。
「お、おお、これ、俺達がやったのか……すげぇ」
写真に撮りたいぐらいのできばえだ。
「俺には工作の才があるのか」
「いや、カイ、買ってきたのつけただけだから」
「ふん、やはり俺はすごい」
「もういいよ」
落胆した声がシンから漏れる。
「ん? どうした?」
「なんでもないよ」
「そうか」
そのまま視線をデコのほうへと移す。
「やっぱり、カイって……」
シンが何か言ったようだが、うまく聞き取れなかったな。
「それで、マリはいつ呼ぶんだ?」
「あ、そうだね、そろそろ。いいかな、ユイちゃん?」
「ちょっとお待ちください」
ユイさんは食事をテーブルに運び終えて、なにやら箱を取り出して、マリが座る席の前に置く。あれはなんだ?
「なあ、俺はプレゼント用意してないんだが、それってまずいか?」
「うーん、いいんじゃない? 僕も持ってきてないんだけど、ユイちゃんがそれでいいって」
「そうなのか。なら、いいや」
「でも、どうなるのかな? 愛って結局どうなったんだろ??」
「愛?」
「うん」
「??」
なんだか、よくわかんねぇな。まあ、いいや。腹減ったな。
やっぱり、カイのキャラってこんなので。意図的で大好きなんですが、やっぱりこういった感じですね。
なんか、ストーリー的にもなってきたし、マリも幸せもんですね。
さて、でもコメディーなのでマリの運命はいかほどに??w まあ、愛ってコメディじゃ言っちゃいけないでしょうみたいな感じでw




