白+赤=^^
「最近私たちの出番が少ないと思わない?」
「そういわれるとそうですね」
ある豪邸で二人の少女が話している。堅苦しい言葉なしにただいまユイの家。
「はぁーあ、これはシンに思い知らせなきゃダメね。腕が鳴るわ」
ポキポキとマリが手を鳴らす。あ、どうもご無沙汰しております作者視点ということでKaryuです。
「ですがあまり手荒なまねは。せめて断末魔あがる直前まででいいでしょ、マリ?」
「ユイって結構ドSだよねー、好きな相手なのに」
「大好きなシン様だからこそです。それに私はドSですよ」
「あ、そ、そう」
いくらユイの親友であるマリでも彼女の思考パターンは理解できないらしい。私もそうですけど。
「じゃあどうしよっか」
マリはどこからともなく取り出した紙と鉛筆でなにやら「シン仕返し大作戦」となんの捻りもない見出しを書きつつ色々記していった。
「マリ」
「ん? なーにユイ?」
「今からシン様をここにお呼びしませんか?」
「え? 今から?」
「ええ」
「ほっほー、なにか策がござるのですなユイ御代官殿」
「その通りですわマリ巡査補佐官」
なにげにわけのわからないことを言う二人は置いといて10分後シンはなんの警戒もなしに訪れた。
ストーリー展開早いって? 大丈夫ですって。
「なに、どうしたの?」
シンはユイとマリがいた客間へとやってきていたのだがそこに二人の姿は無く……。
「あれ?」
後ろへと振り返ろうとしたシンの視界が次の瞬間どんてんした。そしてそのまま意識が遠のいていった。
「ん……な、なにがどうなって……っ!!」
哀れなシンは外にいた。しかも縄で縛られてユイ家の屋根から吊るされていた。シンの位置からは真正面にある自分の家の自分の部屋が良く見える。良く見えすぎてシンの口はあんぐり。
まあ、そりゃそうだよね。自分の部屋にマリとユイがいるんだし。
「な、なんでっ!?」
と大声で叫んでも当の二人は完全に無視。ただその顔には邪悪な笑みが終始浮かんでいた。
阿鼻叫喚よりひどい状態が三分クッキングのようにあっという間にできあがったのは……!?
はい、とってもまっピンクなシンのお部屋が出来上がりましたと。シンの顔は言わずと知れず真っ白。
後日談としてシンは無事、なぜか自分の姉さんに救い出され四六時中部屋の中で笑われたそうです。酒の肴にされたのも言わんとがな。
長らくの無更新すみませんでした。
他の小説のほうも忙しくなってしまいまして……(・・;




