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ユイでございます。シン様に片思い中です。

 おはようございます。


 あ、私、ユイと申します。


 以後お見知りおきをお願いいたします。


 実は、といいますか私の家はシン様のお向かいで今日も私の友人であるマリちゃんがシン様に蹴りを決めました。


 そしてそのまま家の中に入り、シン様の襟を掴みながら砂埃をあげるかの勢いで登校していきました。


 「シン様、するめのように細くて……ステキ」


 私はシン様のマリちゃんに襟をつかまれアスファルトの地面でバウンドするに見取っていました。


 ゆったりといた足取りで私は登下校用道路を歩きました。


 学校へ向かう途中、私は一匹の猫に出会いました。


「にゃー、にゃー……」


 猫は弱弱しく鳴いています。その猫の後ろには一匹の子猫が朝のカラスたちに狙われています。


 猫は私に助けを求めるかのようにすがってなき続けます。


 猫が私の脚に触れた途端、


「しねやぁ! くそねこぉぉっーーー!!」


 私はそのくそ猫を思いっきり蹴った。


 猫は一直線、地面と並行するように飛び、子猫を取り巻くカラスたちに直撃した。


 カラスたちと猫は吹っ飛んだ。


 救われた子猫は清々したような顔で親猫を置いてどこかへと雲隠れした。


 そして私の意識は戻って、


「あぁ、私としたことが……」


 私は猫の唾液が少しついたひざを軽く掃ってまた歩き出しました。


「ああ、シン様。あなたはいずこに……」


 私が二十分かけて校門に着くと、背中が砂だらけになったシン様が玄関に入っていくのを目にしました。


 あぁ、後姿もステキです……。


 私は少し駆け足で玄関で靴を脱いでいるシン様に追いつきました。

またまた新たな登場人物です。

視点は変わっていきます。短いかもしれませんが

読みやすいということでお楽しみくださいw

それでは

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