表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷商の娘 勘違いで成り上がる  作者: 奏楽


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/5

1-4

提案から3日後、私のお店の準備が出来たという報告を受けた。


お父様仕事早い!


「これが私のお店…」


そこには私の注文通りのお店が存在していた。

店の使い勝手を確認し、翌日から私はお店を開店する事にした。


初日にしてはお客さんが集まってくれた!

これは事前に噂を広げていた効果だろう。


メニューは日替わり定食一択!その日の私の気分で切替えようと思っている。

本日は初日という事で、カツ丼にした。


みんな美味しそうに食べてくれている。そんな中一人暗い顔をしたお客さんを発見する。


「あのっ美味しくないですか?」


「そうではない…実は…」


そうして私はこのお客さんと関りをもつことになる。


内容を纏めるとこうだ。母が病気に臥せってしまい治療の為にはメモリアという花が必要になる。

しかしこの時期に咲く花ではなく途方に暮れていたという事。


「あの…それって食べられますか?」


「あっいやっ食べられないことはないと思うが…」


薬だって飲みものだ!花だって食べられる!そう思い込んで、私はスキルを発動する。


すると光があふれその中にメモリアの花が現れる!


「これはっまさかメモリアの花!」


「はいっ確証はないですけど…おそらく」


「間違いない!この形!匂い!譲ってくれないだろうか」


「はい!その為に出したので!」


「ありがたい。お代はこれで!それでは失礼する!」


そこには金貨がいっぱい詰まった袋が残された。


翌日、私は王城から呼び出される事になる。


「王城から呼び出したぁ嬢ちゃんなにをしやがった?」

「分からない…お店の評判でも聞いたのかな?」


私にはまったく身に覚えがない。それでも呼び出されたからには応えなければならない。


私は、不安な気持ちで王城へと足を向ける。


「そなたがキズナか、この度は私の妻を救ってくれて感謝する」


なにを言っているのかさっぱりわからない。


私の頭の中に疑問符が浮かび続ける。


「メモリアの花と聞いて思い当たらぬか?」


私はあっと思い至る。


「結構。そなたにメモリアの爵位を授ける。以降キズナ・メモリアを名乗るがよい」


そう言って王様は笑いながら去っていった。


理解の追いつかない私を置き去りにして…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ