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奴隷商の娘 勘違いで成り上がる  作者: 奏楽


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1-5

「貴族院に通いなさい!」


「っはい!」


つまりはこういう事だ。やっと奴隷から解放されたらしい私!やったね!


入学式の当日、様々な馬車が入口へと吸い込まれていく。


私達はまず、グラウンドに集められた。


「あそこにある木をどのようなものでもいいので攻撃してみて下さい。


そう言って試験官が標的を指さす。


「では出来る方、前へ」


それぞれ杖を構えながら前に出る。そんな中一人私は剣を構える。


剣を鞘から勢いよくふり抜き風の刃を飛ばし、見事標的をまっぶたつに出来た。


若干周りがざわついているが気にしない。


「それでは次に筆記試験に移ります。」


場所を移動して、筆記試験が始まる。普段勉強している内容よりも簡単なものが多く、少し時間が余ってしまった。


そして試験結果が届く。そこには()()学科主席の文字が…なんで?


私、攻撃魔法使えないよ?


何かの間違いじゃないかと問い合わせる。

魔法ではなく剣技で魔法を再現して見せた。それは魔法と言っても過言ではないという回答が来た。

若干、腑に落ちないが私は主席として挨拶を考える事となった。


入学式当日私は無事挨拶を済ませ、教室へと移動する。


「キズナさん、私のお友達になってくれますか?」


ソフィア・インスフィアこの国の王女からのお誘いだった。

私は断るべくもなく了承する。


「っはい、私で良ければ!」


私はお近づきのしるしにクッキーを魔法で用意する。


「ありがとうございます。とても美味しいですね」


美味しく食べて頂けたようだ。これで一安心と私は自分の席に戻るのであった。

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