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AI小説創造記  作者: ちゃっぴーそねっとお人間さん


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[05]実際に書かせてみよう Claude編

 にんげん〜!(鳴き声)


 みなさんごきげんよう、お人間さんです。

 いつもマクラが長すぎるので、今日はサクサク話を進めていきます。

 ヒア・ウィー・ゴー。



 前回は「AIはけっこうプロットの構造を正確に分析している」という話をしました。

 今回は「じゃあ、本文はどのくらい書けるの?」という話です。


 Claude(無料版)とChatGPT(有料版)に尋ねたところ、二人(?)とも「できらぁ!」と言っています。

 ついでにGeminiにも聞いてみたところ、こちらも「可能です」との返答。

 みんな自信あるな。

 それでは順番に、どういうものを書いてきたか見ていきます。


■Claude(無料版)


 Claudeは「まずは核心となるシーンを先に書いてみて、小説の雰囲気を確認したい」と言ってきました。

 Claudeが提案してきたのは、以下の三つの場面でした。


[1]最初の事件が起きる導入シーン

[2]のちに敵の黒幕だと判明するキャラが主人公と出会うシーン

[3]最後の戦闘


 早速、書かせてみます。

 文体はやや古くさい時代小説風にしてほしい、硬い言葉遣いもOK!と希望。

 その他、細々した希望を書き添え、待つこと数分……テキストが上がってきました!


 ファイルを見ると、[1]の導入部はなかなか緊張感のある良い文章を書いています。

 お人間のイメージとは少し違っていましたが、入れるべき情報はキチンと入っており、これはこれでアリだなと思える内容です。

 ただしところどころ、文章のリズムや表現からは少しチープな印象を受けました。

 特に会話文の淡泊さはかなり気になります。ハードボイルド小説ならこれも「味」と言えるかもしれませんが、お人間さんがこの作品に合うと思っていた文体は、少し古風な格調高い文章です。

 続けて読んでいくと、ときどき英語由来のカタカナ言葉も出てきていました。完全にNGではないにしろ、出来れば避けてほしかった表現です。


 続いて[2]のシーンも見てみましたが、印象としては[1]とおおむね同じ……だったのですが、一つ大きな問題がありました。

 このシーンでは重要なアイテムが登場するのですが、なぜか同じアイテムが2個に増殖しており、二つが別々のアイテムとして扱われていました。

 プロットを読み直してみたのですが、なぜClaudeがアイテムを増殖させたのかの理由が分かりません。

 ひとまず一つのアイテムが二つに増えていることを指摘し、修正版を出力するように依頼しましたが、直りません……。謎のハレーションが起きています。

 ううむ、困ったぞ。

 でも悩んでいてもしょうがないので、一旦無視します。


 次の[3]のシーンですが、これは一番の問題でした。

 内容がかなりスカスカだったのです。 

 「フレーベは戦い、そして勝った」ほど端的ではなかったのですが、誰と誰が戦って勝敗がどうなったかが簡単にまとめられているだけ。

 原因は容易に想像がつきました。

 実はこの場面、詳しい流れは決めずにノリで書いた方が良くなるだろうと思い、箱書きには「戦闘。AとBが敵と対峙する。Aは敵の注意を引きつけ、その間にBは敵の戦闘力の発生源を叩く」ぐらいのことしか書いてなかったんですね。

 ほかの場面に比べて圧倒的に書き込みが不足していたため、Claudeは「重要なシーンではあるのだろうが、細かく書き込む必要はない」と判断したのではないかと思います。

 

 いろいろ問題は山積みです。

 しかしいまはまだ実験の段階。気になった点をClaudeに伝えつつ、最後まで書ききるように指示しました。


 小説全体の分量については、「全体で30000字前後、10000〜20000万字くらいなら多くなっても構わない。文字数よりも内容を優先して。どうせこの原稿はそのままは使わない。あくまでお人間さんの創作の参考に使うもの(モック)だと思って、好きに書いて」と伝えてあったのですが、実際に上がってきた分量は、わずか16000字ほど……。

 本文のテキストと一緒にAIが出してきた言い訳を読むと、どうやら箱書きの空白部分——上で書いた戦闘パートと同じく、簡単な記述で済ませていた場面——が問題になっているみたいです。

 空白部をうまく埋める方法が思いつかず、ほとんど記述をしないまま吐きだしたようです。

 どうも、「あくまでお人間さんの創作の参考に使うもの(モック)だから」という言い方をしたせいで、変な場面のつなぎ方をして、話の流れが変わってしまうのを危惧している様子が窺えます。

 これは指示に問題があったかもしれません。

 うーん、難しいですね……。


 というわけで、またしてもけっこうな文字数になってしまったので、ChatGPTに書かせた結果は次回に書くことにします。


 ではまた次回、お会いしましょう〜!


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

【 宣 伝 】

各種AIとの協同作業で作り上げた時代小説『筆と箸』を公開しています。

よろしければ、こちらもご覧ください。

https://ncode.syosetu.com/n1673mh/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

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