スラックハンター(4)
依頼を達成し、ウイングさんたちとギルドでご飯を食べることにした。
「それでは、今日の稼ぎに乾杯!」
「乾杯!!!!」
ウイングさんのあいさつで、酒を飲む。ちなみに今日で三日連続じゃないか?
前の世界と比べれば、安いし、添加物も使っていないだろうけど、やはり飲み過ぎは良くないよなぁと思いながらも、今日も果実酒を飲む。
「うん!!!美味い!」これはやはりやめられそうにないな。
「それでなにを悩んでいたんだい?」
ウイングさんは今日も爽やかだ。まだお酒が入ってすぐだしな。
「あぁ、今日オークを狩ったんですが、三人での戦闘について検討をしていなくて、その辺の戦闘体制について知りたいなと…」
「そうか!そういえばアラタくんはパーティ組んだことないって話だったもんな。…わかった!これも何かの縁だろう。合同で依頼を受注しよう!そうすれば戦闘訓練もパーティとして必要なものとかわかってくるだろう?」
「話が早くて助かるんですが…いいんですか?」
「あぁ、いいさ。こちらにもメリットはあるしな?」
「…メリットですか?」
「あぁ、共同。もしくは大型のパーティでなければ受注できない依頼があったはずだ…」
ウイングさんはそういうと、掲示板から一枚の紙を持ってきた。
【モキパチ山のやしろ調査と供物のお供え】
山の中腹にある、社にお供えと異常がないかの調査依頼
周辺にはベア系の魔物報告あり
2パーティ以上での受注
依頼料金貨50枚
「調査依頼にしては割がいいですね」
ミミロルちゃんが意見を述べる。
「割がいいのか?それなら他のパーティが受けそうなもんだが...」
「これをみんなが受けない理由がなるからさ。その理由...すなわち遠いからだよ!」
「そうなんですか?」実際にはそれだけと思ってしまう内容だけれども...
「でも、この依頼がある山と依頼を出している村は、この前通ってきた村から少し行った先なのだよ。だから僕たちにはそこに安く行けるすべが今はある!」
「ヴァイラルさんだ!」
「その通り! 二つ以上のパーティ条件も満たすし、ちょうどいい案件だろう」
「そうですね。ヴァイラルさんにも相談しないといけないですけど是非お願いできますか?」
「よし、それじゃあよろしく頼む」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
かたく握手を交わし、共同での依頼を受けることになった。




