アラタな出会い(6)
しまった!!!
バッと布団をめくると服を着ていない!これはやってしまった!!事後である!!!
いや、まだ決まっていない!問題はこの子の年齢だ!
これはしてしまっていたら、犯罪である。刑法が何条かなんてことは知らないがっ、でも待て。俺は確か昨日の夜はウイングさんと色街に遊びに行ったのだ!
いや、大きな声で言うことでも無いのだが、久しぶりでヒゲモジャの俺を綺麗な女性が丁寧に洗ってくれたのである。そのあと頂いたのだ。それだけである! 金貨が羽を生やして十数枚飛んで行ったが…
そこで満足していたはずなのだ。このような少女に手を出すはずがないのだ! そうなのだ!!
つまり、ノー犯罪。ノーモア警察。
少し落ち着こう。
やっぱりどうやっても、思い出せそうにないな。
もとにいた世界でも飲みすぎて記憶をなくすことは度々あったのだが…面倒を見てくれた同級生がいたから安全に帰れたんだな。
ふー、さてこの子をどうしたものかな?
もう一度女の子を見ると、華奢な身体だな。少年のように見えなくもないがその身体は女性のものだ。出るとこが出てるからな。
顔をよくよく見ると、成人していそうな気もしないでもないが…ちょっとその線はなさそうかなぁ?良くて17、18歳といった所だろう。まぁワンナアウトだな。
耳がピンとしているな。もしかしたら、これがエルフなのかな??
髪は肩下くらいの長さだが、キレイとは言えないな。ボサボサなのである。
カラダは出るとこは出ているが、細いな。ちゃんと食べれていないのではないだろうか。
色は白くてキレイだ。顔もまた美形。少年のようと言ったように凛々しい顔立ちをしている。
ちなみに服は着ていない。パンツは履いているから、まだ犯罪を犯したと決まってはいない。ここには触れないでおこう。
部屋を見回すと、脱ぎ捨てられた自分の服がある。
剣はちゃんと壁に掛けられている。
「サイフ!!!」
バッと今度はベットから起き上がって、サイフを探すと脱ぎ捨てられた服と一緒に床にあった。
中身も…ちゃんとありそうだな?
正直いくら使ったか良くわからないが、十の位の金貨の数的に取られた心配はなさそうだ。
「ん」
ベットの上で寝ていた少女が目を覚ます。と目があった。
「お、おはよう」震えた声が出た。
「おはようございます。ご主人さま」
どうやら少女は、まだ夢を見ているらしい。
「えっと、とりあえず隠してくれるか?」
すると少女は気がついたのか、布団を身体に巻きつけた。
「すいません。お見苦しいものをっ!」
「いや、見苦しくはないが、むしろずっと見ていたいくらいなのだがね」
「そうなのですか? ではどうぞ」
そう言って隠していた布団をとった。
「いや!!! ごめん! 見たい見たいのだけども、今は隠してくれ」
「はい。わかりました。さすがに私も凝視されるのは少し恥ずかしいです。できればその…ご主人様も何か着ていただけますか?」
「そういえば、何も着ていなかった!!」
慌ててパンツ履いて…服がない!!
そういえば少し寒いな。布団に入ろう。
ベットにのって、布団をかぶって っと!!
布団に包まれた二人が向かい合うことになった。
「これならいいか!」
「すこし距離が近い気もしますが、問題ありません」
「じゃあ少し、話しをと言うか教えてもらいたいことがあるのだけどいいかな?」
「はい。ご主人様」
ご主人様だと? 俺が主人なのか? ちょっと試してみよう
「やはりちょっと話しづらいな。ちょっとベットに横になってなてくれるか? 」
「はい」
少女は素直に仰向けに寝た。
「うつ伏せになってもらってもいいか?」
「はい。こうでよろしいですか?」
実に従順だ。 布団を上からかけてあげる。
「じゃあ、俺も同じ体勢になるよ」
ベットの上で両ひじをつき、少女の方を見る。
第一回ピロートークの始まりである。




