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アラタな出会い(2)

「エブリン! この後ウイングさんたちにギルドを案内してもらうんだけど行ってきてもいいか?」


「あぁ、行ってくるとええ! 宿はヴァイラルにお願いしてとらせてあるが、一人でこれるか?」


「いや、街のことはわからないから無理だな」


ちなみにこの街は『ユーシー』という名前だ。そんなに大きくはなさそうだけれど、街の中に小川が通っていて暮らしやすそうだ。


川の両側に街が広がっていている様子だ。もしかしたらこの川を使って荷物を運ぶのかもしれない。

入ってきた方の門より反対側の方が栄えている感じはするな。


話しているとウイングさんが来た


「どうせ一緒にはギルドに来ないんだろ? 宿の名前を教えてくれれば案内するよ」


「すまんが頼む。 宿の名前はマーリーだ。 俺はメシを食べにでるからその辺も頼む。案内してやってくれ」


「あぁ、ちゃんと案内するよ。アラタくんには、オークで稼がせて貰ったからね」


話はうまくまとまったようだ。宿の名前はマーリーね!忘れにようにしないと。


「それじゃあエブリン行ってくるよ!」


「あぁ、気をつけてな」


気をつけろか。危ないことないよな?



川沿いを登って行って少しすると、木でできた古い建物がある。


「ここが、この街のギルドだ。外観は古いが、みんないい人だから大丈夫だよ」


「そうなんですか? いちよう一人でやっていかないといけない可能性もあるから助かります」


「ん? そうなのか? 君の実力ならオークで稼げるだろうけど、はじめはパーティに入った方がいい。うちなら大歓迎するよ」


「それはありがたいですけど、まだエブリンとも話してないので保留ということで」


そうだ。できれば一人でやっていきたいのだ。その方がお金かからないし無理に稼ぐこともないしな。

幸い自分一人ならなんとか暮らしていけそうだし。


「まあいいが、いつでも頼ってくれていいからね!なんでも聞いてくれ。 さあ行こう」


カラーン


ドアベルの音ともに中へと足を踏み入れると、 中は………



酒場だった。


いや正確にはギルドで酒盛りしているのかな?そんなグループで賑わっている。


「カウンターはあっちだよ」


そういってウイングさんは歩き出した。


おう、ウイング今帰りか? 相変わらずピカピカだな! ミミロルちゃーーん、今日も可愛いね。


酔っ払いから色々な声が、かけられるとウイングさんは軽く笑顔であしらっているようだ。


うん。さすが、爽やかだ!


カウンターに着くと、受付嬢が話しかけてくる。

「おかえりなさい。報告ですか?」


「あぁ、頼む」


「ヴァイラル商会様の護衛ですね。 ギルドカードのご提示をお願いします」


「たしかに。依頼の達成報告を頂いてます。 依頼料はカードに入れますか?」


「いや、パーティで分けたいからそのままもらえるか? あと買取も頼みたい」


そういうとミミロルが革袋を取り出した。


「はい。お預かりします。 少し時間がかかるので座って待っていてください。依頼の成功報酬はこちらです」


そういうと受付嬢は革袋をカウンターにおいた。あれはたぶん、[ふつう] の革袋だな。


ウイングさんは、革袋を受け取ると中身を少しみて

「確認した。 あともう一つ頼みたいことがあるんだがいいか?」


「なんでしょうか?」


「アラタくん」

名前を呼ばれて前に出る。


「依頼中に出会ったのだが、ハンターになりたいらしい。ギルドカードは持っているみたいなんだが、作って貰ったみたいで詳しいことはわからないらしいから、ここの事を説明をしてあげてほしいんだ」


「あぁ、はい。それくらいなら私でも大丈夫ですね。ギルド職員のミリーと申します」


「ア、アラタです。よろしくお願いします」

ちょっと緊張する。


ちなみにミリーちゃんは、北欧のような民族衣装を着ている。職員はお揃いの服を着ているからいるユニフォームなんだろうけど、髪の毛は肩くらいの長さで、肌艶もよさから、高校生くらいじゃないかと想像できる。 素朴だが、そこがまたいい感じな子である。




俺はヒゲモジャで、ボロボロの服装なことを少し後悔した。

なんとかしないとな。



街の名前をユーシーに直しました。

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