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アラタな出会い

「おーい、街が見えてきたよ!」


荷台で寝ていた俺は、ウイングさんの声で目を覚ました。



特に心配していた盗賊に襲われることなく、街に着くことが出来そうだ。

楽しみにしていたオークとの戦闘も一瞬のうちに終わらせることが出来てしまったのが、なんとも物足りないところではあったが………


なんと説明して良いか、弱かったのだ。一撃で戦闘が終わってしまったのだ。

理由は魔装と使っての脚力の向上と武装による武器の強化である。

走ってくる敵に向かって飛び、首を狙って一閃。


見事、頭と胴体が切り離された。

実はオークというのは、ボアテングよりも弱いのだ。


群れを作ること。武器を使うこと。人型であること。


これを差し引いても、ボアテングの方が強いとのこと。


それはもう一瞬で終わってもしょうがない。


まぁ十分にハンターとしてやっていけることがわかっただけでも良しとしよう。チームの戦いとかは、まったくわからなかったが、ハンターの常識なんかはウイングさんたちから聞けることが出来てよかった。

それだけでも十分成果だと思う。


さて、街に着いたら何をしようか。


予定では、エブリンと同じ宿はとるが別行動である。これはエブリンが色々行ったり、買ったりするらしいからである。


「アラタくんたちは宿はきまっているのかい?」


「えっと、俺は知らないんですけど、決まってはいるようです」

本当に知らないのだ。街のことも、むしろこの世界のことも。


「もしよかったら、一緒にギルドに行かないか? オークの買取もしてもらうし、知っておいた方がいいこともあるだろう」

「助かります。 それじゃあ到着したらエブリンにギルドによってもいいか聞いてみます」


「そうだね。 たぶん彼はギルドには行かないと思うけど、そしたら宿の名前を聞くといい。宿までおくるからね」


「そうなんですか? 」何がと聞こうと思ったけれど、多分何かあったんだろうな。揉めるようなことがということは察した。





程よくして、街の入り口に到着した。


街の入り口には、いちよう門のようなものがあり、見張りもいた。


しかしウイングさんがインテリジェントカードを見せるとすんなり通してくれた。


「今のは? 街に入るときはインテリジェントカードを見せるんですか?」


「ギルドカードな? インテリジェントカードカードって呼ぶ人は今はあんまりいないからね。インテリジェントカードっていうのはカードの総称でその名前で呼ぶ人は少ないかな?

まぁカードは身分証明書だから、今みたいに提示すれば簡単に通してもらえるよ。いちいち確認するのはめんどうだからね」


しかし門番がザルすぎやしないか?なんでも通しすぎじゃあないかね?


「通行料とか入場料金とかはいらないのか?」


「まぁ町に入るための通行料を取るときいたこともあるけれど、基本的にハンターは無料だね。出たり入ったりが多いし、できれば多くのハンターを街としては囲いたいからな」


ハンターが街にいれば、珍しい素材も手に入るし、他から仕入れるよりも輸送費は分は安いから商会も多くなるだろう。つまり街の発展につながるんだな。ハンターというのは。



こうして話している間に綺麗に石畳でできた道を進んでいくと。一軒の店の前で馬車が止まった。


ヴァイラル商会の文字が書かれた看板がついている。どうやらここがヴァイラルさんのご自宅兼店舗らしい。うん。大きいな!

建物は3階建てて出来ていて、色々なものが置いていそうな店舗雰囲気である。

少しみたいが。日も暮れかかっているので、早めに宿にも行った方がいい気がする。見学は後日だな。


「やっと到着だね。 無事に商会につけてよかった。アラタくんもありがとうね。

あとはうちの店のものにお願いするから皆は解散してくれていいぞ?報酬の方はギルドで受け取ってくれ」


「はい。うちのような新米のパーティーを雇ってもらってありがとうございました。また次回もよろ

しくお願いします」


「これで木の出荷は終わりだがね。何かあったらまた頼もうね」


こうして出発から2日をかけて街に到着することができた。



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