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第272話 じゃ商品採取を始めていきますか?(12)
「本当に?」
「マジで?」
「みっちゃん良いの?」
「ミチ君ありがとう」
「ミチ太っ腹ー!」と。
この後も家のカミさんたちも含めた異世界スローライフのヒロインさまたちは歓喜の声を上げる。
しかしだ直ぐにだ! 姉の羅小は相変わらず俺に寄り添い、『早く子供が欲しい』とばかり言っては、商いのことを取り敢えず今は考える気がないようだから。
羅小三姉妹の末っ子、華僑さんが艶やかな唇を開き。
「販売する商品を試食ばかりしていたら売る物──在庫がなくなりませんか?」と怪訝な表情で尋ねてくるけれど。
「……別に問題はないよ」と。
俺は華僑さんへと優しく微笑みながら言葉を返して。
(お願い)
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