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団塊世代のミチとトラ、山ちゃんの三人があの世へと行けば! 優しく対応してくれたのは神様、女神様ではなく、仏様でした!  作者: かず斉入道
第1章 団塊世代初の異世界へのお導きは女神様ではなく仏様でした

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第4話 儂は頑張ったけれど死じゃたよ~! (3)

 朝靄の中、霊獣が草むらをのんびりと駆け抜ける。


 仙境の静けさはまるで絵巻の一場面のように広がり、瑞気がふわりと漂っていた。


『さて、儂が露店商売を始めたのは、従弟のヤスに誘われたからじゃったんじゃ』


『ミチのあんやん、今度は海産物の珍味を売ってみんか?』


 その言葉に、儂の胸には懐かしい波が寄せては返す。昔の記憶がふわりと蘇ったのじゃ。


「……儂の昔の話を少しだけ聞いてくれ。儂の実家は戦時中まで庄主であり、網元でもあった。生きた魚も加工品も扱い、広島の市場へ船で運んでおった。曾祖父の代から続く海産物の商いは、儂の血にも流れておるのかもしれんのう」



(お願い)


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