これは愛だよ!(だわ♡)
「陽太先輩!明日からは俺様の肉体改造に付き合え!俺様のそばを離れることも許さないからな!」
なんだよ!それ!
「なんですか!それは!そんな事、私が許さないわよ!それに今からは私の時間なのよ!」
麗虎さん?
「なんだ!この女は!急に話しかけて来るな!男性保護法を知らないのか!俺様に近寄るな!」
「アラン君は肉体改造の前に色々と変えなくてはいけないね。そのオンナという呼び方は止めようか。女の子の事は名前で呼ぶか、キミとか、この子とか柔らかい呼び方にしよう」
「それでは男の価値が!」
「そんなのは女の子が決めるの。アラン君が今日ここに来たのだって俺の噂を聞いたからでしょ?俺の悪口だった?」
「そ、それは…俺様の種付けをキャンセルした女…その子がお前の、陽太先輩の事をかっこいいだの、誰にでも優しいだの、お姫様みたいに扱ってくれるだのと柔な事を言うから!一言言ってやろうと!」
そんな風に言われてるのか俺。
「世の中の男性が陰でどう言われてるか知ってる?太っていて傲慢、子種の為だから仕方なく腰を振ってあげている」
「そんなバカな…」
「そんな風に女性は思ってるの。本当は痩せてる優しい王子様やショタとの子種が欲しいの。イチャイチャしたいの。それを隠して嫌嫌、行為をしているんだ。そんな気持ちでシているんだ。そりゃ男児は産まれないよ」
たぶん。きっと。
「……」
「あーん、アナタの子種が欲しいの、注いでください。と言われるような男にアラン君にはなってもらう。それと男性保護法は俺が無視しようと言ってあるから」
「なっ!それでは俺様が襲われてしまうじゃないか!女なんて誰でもいいから襲う生き物なんだろ!」
「それは大丈夫、襲われるなら俺だろうから。アラン君は同じ日に二人からの種付け依頼が来たとして。一人は傲慢で男を下に見るふくよかな女性、一人は綺麗で優しいお嬢様。どっちを選ぶ?」
「そんなの!お嬢様を選ぶに決まって…ま、まさか!俺様が選ばれる側なのか!男なのにか!?」
「そういう事もあるかもな。俺と悠斗が実績を積み上げて行ったらな。だからアラン君には頑張ってもらいたいんだ。まあ俺なら両方選ぶけど…そういや、まだふくよかな女性に会った事がないんだよな。絶対抱き心地良いよな?居ないなんて事もないだろうし…」
「そういう訳なので陽太は貰って行きます。それでは失礼します。ごきげんよう、アラン様」
ガチャリ♪ガチャ、ガチャン♪
おぉ!これは!また深いな!
「おい!この女!貴様!陽太先輩に何て事を!誰か来い!警備員は何をしている!犯罪が行われているんだ!早く取り押さえろ!」
アラン君は俺の為に警備員を呼んでくれるとか優しい所もあるんだな。
これは是非とも痩せてもらわなくてはな。
俺様系男子がたまにデレるとか、アリだろ!
王子様にショタ、俺様系、住み分けもバッチリだな。
あとは本当に痩せる事と男児出生率が関係しているか、そこなんだよな。
本当の所、俺にも分からない。
ただ関係あるとは思っている。根拠の無い自信がある。
「まあまあ、アラン君は落ち着いてよ。そんなんじゃモテないよ?」
「落ち着けって言われても!手錠を目の前で着けられて黙っていられるか!先輩もこの女もソレを愛おしそうに撫でて…ソレはいったい何なんだよ!」
「これか?これは…」
「「愛だよ!(だわ♡)」」
「…はぁぁ??」
「陽太♡この前のはオモチャと言われたから今日は鍵を南京錠にしたわ♡これで私たちはずっと一緒ね♡」
「それは愛が深いな」
「陽太ならそう言ってくれると思った♡行きましょ私たちの愛の巣へ♡今日は私が全部管理してあ♡げ♡る♡」
「それはまた愛が深いな♡」
「なあ、玄武の娘。あれが愛なのか?俺様にもああなれと?無理だろ、あんなの受け入れられるか!!」
「アラン様、それが普通の感情ですわよ。あの二人が変たi…特殊なだけですわ」




