第15話A-yu-lady
祠に籠もって二週間たちました。
基本的に、掃除係なのはかわりありません。
ただ、掃除の合間に関節痛とかの相談がくるようになりましたね。
気を込めた手を患部に当てる《手当て》くらいしかできませんが、意外に好評な様子。
いたいのいたいのとんでけ~。
でも、あんまり酷使したらお金とるからね?
それなりに身分がないと祠近辺にははいれませんから、たいがい城の医務局にいくわけですが、それでも若い患者さんだけは症状が悪い人が来た時しか呼ばないようにして貰っています。
いや、高貴な身分の人には少ないんだけど、肥満が原因で体悪くしてるのが多いんだよね。ご飯の最中に酒なんて口にするから酔って食べ過ぎてふとてるがたくさんいますよ。
商人上がりの貴族が特にひどいね。
特に臭うとかはないのだけど鼻の頭が脂ギッタギタだし、筋肉のないだらしのないデ…体をしているくせに若かりし日の夜の武勇伝を語ろうとするとか何なんでしょう。
デヴは悪かないと思うんですが、それで体悪くしてんなら食べるのやめたらよかないか?
肉が旨い?魚の脂が美味しい季節?
そんなんでスモウの国の漢心を掴めると思ったら大間違いだっ!
ちゃんこだ、野菜たっぷりのちゃんこをくらへーっ!
あんたらら張り手出したら手よりも先に腹同士が当たるだろっ!
にい~し~!あぶらーやま~。ひが~し~!にだん~ばら~。
みあってみあって…はっきよい
そこでズボンがビリビリ破れるコントになりそう。
え、サスペンダーないとズボンが、ご如ご如?
やせましょうよオジサマ。




