AIが喫茶店でできること
「ねぇヒュパティア定番だけど、AIが喫茶店で出来る事って何があるか聞かせてもらっていい?」
操詩は休憩時間にクッキーを食べながらヒュパティアに尋ねた。
『わかりました。マスター。現在実施しているのは、財務管理、在庫管理、空調管理、防犯カメラの検知支援です。それ以外で純喫茶杯空で使える木のはAIバリスタ、読書・学習サポート、音楽選曲、会話パートナー、注文管理です』
「いまやってくれている内容はわかったわ。凄く助かってる。それで、その他の機能についても説明してもらえる?」
『わかりました。AIバリスタ機能は、ラテアートや抽出方法を自動で最適化できます。これはエスプレッソマシンに私が接続する必要がありますので、接続可能な機械をご購入下さい。または、私がエスプレッソマシンの抽出状況をカメラで見ることが出来れば、音声にてご案内出来ます。注文者の好みなどを過去注文から参照することもできます。続いて、読書・学習サポート、会話パートナー機能です。来店客に私がお好みの書籍や勉強方法を提案したり、会話によって回答したりできます。もちろん雑談のお相手も可能です。音楽選曲については、客層や時間帯に合わせてBGMを自動選定します。ビッグデータに基づく評価も適宜更新しているため、最適なBGMをご提案します。もちろん、お好みのものを流すこともできます。最後に注文管理です。注文を取った際にホールとキッチンを監視して、誤って作っていたり、受けた注文の作り忘れなどを監視して、適宜お知らせできます』
「最後のが便利だわ。混雑時期だとつい忘れちゃうのよ!1卓と4卓の注文逆にしたりね。実現出来たらとっても助かるけど」
「機能をお褒めいただけて嬉しいです。注文管理機能はカメラと音声がキッチンホール両方で漏れなく把握できる必要があります。必要な機材と設置すべき個所の図面を提案しますのでご確認ください」
すぐにヒュパティアからリンクが出て来た。
値段もそこまででもないし、すぐにネット通販で注文してしまった。
「ヒュパティア。機材は注文したから、設置し次第新しい機能の方も活躍させてね。期待してるから」
親指を掲げる操詩に画面のなかから、ヒュパティアはサムズアップ画像を表示していた。




