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ラリアットって魔法ですか?  作者: 道中木方
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5-4 スパルタ式練習試合

早速野試合を始めているようです。


レベル一桁に対して大人げないのはまだ子供だからですね。


「フォール!」


「あぅぅ……」


「ワン、ツー、スリー!」



 翌朝。


 早速近くの草原に出て寅の特訓が始まった。



「リベンジ達成!」


「うぅ……手も足も出ませんでした……」



 ノアのラリアットで、リムラは敢え無くスリーカウントを聞いてしまった。



「さ、次はナーミとだな」


「え?」



 寅の無情な言葉に、リムラが目を丸くする。



「ちなみに勝つまで連戦だ」


「そ、それじゃ死んじゃいませんか?」


「安心しろ。死にはしない」


「安心しろ。あたいもノアも生きている」


「それは安心することなんでしょうか?」


「とにかく必死になることだな」


「は、はい……あ、あの、その前に、いいですか?」


「なんだ?」


「フランケンシュタイナーって魔法でしょうか?」


「投げ技だな」


 どうやらもう一人この質問をする娘が増えたらしい。


**********


「フランケンシュタイナーってのは、お前さんの健康的な両足で相手の顔を挟み込んで、そのまま反り返って後ろに投げ飛ばすんだ。男だったらうれしい限りの技だぜ」


 タグから受けた説明にリムラはしばし思案し、


「……つまりフランケンシュタイナーは相手の頭の位置まで飛び上がり、両足で顔を挟み込んで相手を投げ飛ばす技、で、その効果はまだ不明、なんですね?」


「イェス。一発で理解出来るあたり、俺との相性がいい証拠だぜ?」


「……もう少しわかりやすく解説していただけないでしょうか?」


「オーマイマイ、それは俺のアイデンティティに関わる話だ・ぜ!」


「はい……」


「……ウザ」


「オヤァイ、外野が勝手にリムラの気持ちを代弁しちゃいけねぇなぁ!」


「……誰もリムラちゃんの代弁と言っていなかった件」


「自分でもうざいと自覚しているんだろ」


「オーマイマイ、誰も俺の魅力に気づかないとは、萎えるねぇ」


「さて、うぜぇのは放っておいて、リムラ、始めようぜ!」


「は、はいっ! よろしくお願いします!」



 今度はリムラとナーミの練習試合。



「いくぜぇ! ドラゴンリングイン!」


「ストレッチプラム!」


 決着は早そうだった。



どんなときもドラゴンリングインを忘れないナーミでした。


コマケェコタァイインダヨォ!


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