4-5 ジャーマンハッピー
投げるな、危険
「デスロール!!」
ナーミの尻尾の一撃でオークがグロッキーになる。
その背後にノアがとりつき、
「投げっぱなしジャーマン!!」
オークたちが固まっているところに向けて投げ捨てた。
投げ飛ばされたオークを爆心に、直径20メートルにわたって衝撃波が放たれる。
数十体のオークたちが悲鳴も上げる暇もなく魔石に還った。
「魔法♪ 魔法♪」
と、上機嫌に次の獲物を探すノア。
オークたちは集団になり、ノアたちに矢を放ち、投石をする。
「なら……」
と、ナーミを捕まえーー、
「ドラゴンロケットーッ!!」
「あ、逃げた!!」
ナーミがオークの集団に向けて特攻していく。
「ずるい!! ラリアット!!」
と、ノアもナーミを追いかけていく。
いつの間にか、フェアリー族の魔法砲撃は止まっていた。
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十分後、百体近くいたオークは全滅。
オークキングらしき巨大なオークも、ノアのラリアット一発で消滅してしまった。
オークの集落であった採掘場は、ノアの投げっぱなしジャーマンの連発で、見るも無惨な状況になっていた。
寅とナーミが遠い目になっている。
「うん、ノアに魔法の才能が無くて良かったと思うわ」
「失礼な」
「おい、ノア」
「なに?」
「ジャーマン、禁止」
「えーっ!?」
当然の処置だった。
禁止令は当然寅さんから出されてます。
投げっぱなしジャーマン:ジャーマンスープレックスの際、クラッチの手を放して投げ捨てる。ノアは投擲の様に投げ飛ばして着弾点の敵を吹き飛ばしていた。
コマケェコタァイインダヨォ!




