4-1 色々増えておりまして
次の旅に出る前に休んでいくようですよ。
マトウ大監獄をあとにした一行。
ロアの街の宿屋で一晩休みをとるところで、ナーミがふと気づく。
「そういや、あたい、ベルトもらっていねぇ」
「ああ、そいうえばそうだな」
「何で!? ノアにはちゃんと渡されたじゃねぇか!」
「ササトさんが人の王様じゃなかったから、じゃない?」
「監獄の王様だろ、あの人!」
「囚人という種族はいないだろうからな。まぁ、経験値になったということでいいんじゃないか?」
「ちぇ……」と、ふてくされたナーミだったが、すぐに口元がにやける。
「ま、いいや。今ならノアにだって余裕で勝てそうだもんな」
「む」
「なんせ、ノアがギブアップ負けした相手に、あたいは勝っているわけだし」
「だったら今からやってやる」
「おー、だったらノアがアンダカから貰ったベルトを賭けてみろよ」
「私だけ賭けるのずるい。ナーミは何を賭ける?」
「あたいが負けたら明日から晩飯、全部ノアにくれてやるよ」
「言ったな……」
「泣いたって許さねぇぞ」
「二人とも黙って休め!!」
「「は~い……」
寅に一括されて、二人はすごすごとベッドに潜り込む。
程なく寝息が聞こえてきた。
「疲れているだろうに、二人とも困ったもんだ」
寅は二人のステータスプレートを眺める。
さすがのレベルアップだ。
プロレスの試合を経験することでレベルがあがる。
さらに自分の格上の倒すことで、さらにレベルがあがる。
完全にチートだ。
ノア(人間)
年齢 14歳
職業 レスラー
レベル 45
HP 5380
攻撃力 1480
防御力 740
スキル 受け身(常時発動)、闘魂、復活、逆転、根性
魔法 ラリアット、ジャーマンスープレックス、DDT、トラースキック、ドラゴンスリーパー、ドラゴンスープレックス、バックドロップ、ベアハッグ、ファイナルカット、延髄切り、シャイニングウィザード、コブラツイスト、スコーピオンデスロック、オクトパスホールド、ブレーンバスター、SSD、パイルドライバー、エルボー、ローリングエルボー、タイガースープレックス、タイガードライバー、フィッシャーマンズスープレックス、フィッシャーマンズバスター、空手チョップ、アッパー掌底、パワーボム、ラストライド、ジャイアントスイング、カミゴェ、コンビネーション、バタフライロック、ハイフライフロー、コンビネーション、ストレッチプラム、パズソーキック、逆水平チョップ、投げっぱなしジャーマン。
ナーミ(ドラゴンニュート)
年齢 16歳
職業 レスラー
レベル 38
HP 8900
攻撃力 980
防御力 1650
スキル 受け身(常時発動)、根性、テクニック、火事場のクソ力
魔法 ラリアット、ベアハッグ、ドロップキック、スーパーマンパンチ、ジャンピングニー、フルネルソン、フルネルソンバスター、ネックハイキングツリー、サイクロンホイップ、噛みつき、フィギュアフォーレッグロック、監獄固め、デッドエンド、デスロール、ギロチンドロップ、タラバガニロック、ウォールオブナーミ、殺人バックドロップ、チェーンリスト、ヘッドロック、フジワラアームバー、チキンウィングフェイスロック、サイクロンホイップドラゴンスリーパー、ドラゴンスクリュー、ドラゴンロケット、ドラゴンスープレックス、シャイニングドラゴン、ドラゴンリングイン、ドラゴンクロー、ドラゴンビンタ
「……妙なものが増えているな」
いったいどういうスキルなのか。
さらに二人とも使える魔法も増えている。
このまま増え続け、四十八の殺人技をマスターした暁には、二人にマスクでも渡そうか、などと考える寅だった。
筋肉の星には旅立ちませんのであしからず。
コマケェコタァイインダヨォ!




