3-1 レスラーという肉体
ノアは自然治癒を望んでいるようです
ノアの激闘の直後に出発をするわけにも行かず、一向はティヌエーで一日休憩をすることにした。
幸い潤沢な資金が出来たこともあり、かなり良い部屋を取ることが出来た。
「んで、ノア。おめぇ、いつまでそのままのツラでいんだ?」
と、ナーミはベッドに揺られながらノアに訪ねる。
ノアは、顔に氷水を当てて、あくまでも自然治癒に任せていた。
「ん……寅さん、あたしのステータスプレートのスキル、見てみて?」
「うん?」
ノアに提示されたプレートには、受け身の他に新しく「復活」「逆転」「根性」と記載されていた。
「これが、スキル、か……」
「んで、コレが何だってんだよ?」
「これって、アンダカさんと闘って覚えたスキル、でしょ?」
「そうだな」
「なんだかね、もしかしたら、魔法とかに頼らない方が、スキルって身につくんじゃないかって」
「何故そう思う?」
「ん~、何となく……」
「なんだよ、それ。頼りねーな」
「いや、案外言い得ているかもしれん」
「そうなのか?」
「二人で特訓した時、回復呪文やポーションに頼っていなかっただろう?」
「ひたすら寝た」
「めっちゃ飯食った」
「そして寝た」
「原始的な話だけどな、レスラーってのは、身体をひたすら鍛えることで、超人的な肉体を持っていたんだ」
「つまり、こうやって鍛えることで強くなるってことか?」
「そういうことだな」
「だったら、ちゃんと自分で回復させたい」
「ん~、理屈として、正しいような、違うような……」
「いずれにしても、自然治癒でも治る怪我だからな。けど、長引くようなら、回復薬を使うぞ?」
「ん……」
「分かったらもう寝ろ。明日から、また移動だからな」
「ん、おやすみ」
ノアは柔らかく微笑むと、あっという間に寝息を立て始めた。
考え方がサイ○人。
しかも○豆使わない。
コマケェコタァイインダヨォ!




