075●豊作を喜ぶゴライブ だけど・・・ & 076●配属先
075●豊作を喜ぶゴライブ だけど・・・
エダマメができたのか?!
しかも、茹でたてだと?!
湯気が立っているぞ!
こ、これだ!
この香り、この塩加減、この歯ごたえ!
うまい!あまい!これだ!これだあ!!
よくやった!さぞや苦労したことだろう!
ん?ビールはまだなのか?
そうか・・・仕方がないな。
うむ、豊作か。
ならば、皆にもふるまえ!かまわん。
ああ、あとはビールだけなのだが・・・。
早く完成しないかな。
076●配属先
時間だ。ルナの配属通知が来るぞ。
わたしが直属の上司だからな。
「ピコッ!」通知音が鳴った。来た・・・ついに来た!
あれ、ロックがかかっているのか。
パスワード・・・そんなもの、連絡されてないよな。
「ピコッ!」あっ、来た来た、パスワード。
そりゃあ、そうだよな。
文書にパスワードを一緒につけるなんて、セキュリティ上、ないよな。
クレジットカードにパスワードをマジックで書くようなもんや。
そんなんしたら、完全にアウトやろな。
えっと、パスワードは、っと・・・。’O/g:ennk-idesu//ka?+’っと。
おおっ!表示された!えっ?あれっ?ええー!!
「では、配属通知授与式を行う。ルナ・オオイケ!」
「はいっ!」
「元気があってよろしい。配属通知伝達。‘ルナ・オオイケを調査艦隊勤務を命じる。以下、グレッグ・フォンベルト・アンダーソン大佐の麾下に入るものとする。銀河連邦テラ宇宙軍 連合艦隊司令長官 ヤマシタ ムソゴ。’代読。」
「謹んで拝受いたします。今後も不撓不屈・一意専心の精神をもって、全身全霊で取り組みます。本日は誠にありがとうございましたあ!」
「で、艦長、どんな手をつかったんですか?」
「いや、なんにもしてへんで、‘操舵手’。」
「まあ、配偶者と乗船しているという例は、たくさんありますからな。」
「そやかて、クドー、まだ、わしらまだ、正式に婚約してないで。」
「神様って、いるんですね。僕、ちょっと感動しています。」
「小説に書いたら、あかんで。そっと見守っといてや。」
「‘おまけ’、よかったね。あっ、もう‘おまけ’じゃないのよね。」
「そうなんです。わたし、‘もひとつ’に昇格しましたあ!でも、‘おまけ’って呼ばれないと、’だれのこと?’って、返事しないかもしれないです。」
「そのうち慣れるわよ。さあ、艦長!出発の号令、お願いします!」
「それは、副長たるわたしのセリフなんですけどね。」
「よっしゃあ!調査艦隊、発進!みんな、行くで!」




