022⚫️夢とロマンをつけくわえ・・・こんなのどうですか?
やりすぎたあ!口の部分、まるごと吹き飛ばしてしもうたあ!
無人でよかったけど、あの恐竜、
たぶん、貴重な発見やったんやろなあ!知らんけど・・・。
「グレッグ艦長、すばらしい!いい判断でした!」
「もう少し、迎撃が遅れていたら、我々、木っ端微塵でしたね!」
「ステキ!グレッグ!・・・じゃなくて、艦長!」
「いや、ギリギリでしたな。お見事!」
そんな褒めてくれんでええねん。気を取り直して調査続行やな。
「これは、小説にはいい材料ですね。」
「あかん、あかん。これは最高機密になるで。」
「’その他’、どういうふうに小説になるの?」
「例えばですね・・・。」
テラの発生惑星である地球で、恐竜は約6600万年前、中生代の終わりに絶滅した。だが、すでにヒューマノイド型恐竜は出現している。
それらは魚を巧みにおびき寄せ、食料としていたという説もある。
実はそれらは、既に高度な科学文明を持ち、巨大隕石が接近するのを察知していた。同類の猛々しい肉食恐竜をイメージし、超大型宇宙戦艦群を製造した。これらは地球圏を離れ、新しい居住惑星を探す旅に出たのだ!
「なんてのは、どうですか?夢とロマンを付け加えて、主人公、ダイナが活躍するんですよ。」
「ルドルフ、鼻が赤いよ。つまり、あなたは相当、自分の考えに興奮してるってことよね。」
「そう、そうなんです、マリカさん!これはいい!名作になる!」
「だめですな。軍事機密ですからな。」
「しかし、副長、これって誰にも伝わんないんじゃないですか?」
「どうしてですかな?艦長が報告することになりますぞ。」
「だって、あの巨大恐竜、今、口がないでしょ?つまり・・・死人に口なし、じゃないですか!」
ふたりとも、何いうてんねん。
そんなダジャレ、クドーには通じへんで。
日本語の格言なんか、知ってんのは、ルドルフとわしだけやん。
あれっ?クドー、目が笑っとるで。




