第99話 レアの想い
更新を待ってくれている方がいらっしゃれば、
ブックマーク・いいね・評価していただけると嬉しいです!!
―数日前―冥界にて―
アダム:レア、君はどうして僕を選んだんだい?
レア:私が選んだんじゃない。そもそもタルタロスに迷い込むなんてことはあり得ない。世界があなたを選んだのよ。
アダム:君たちの復讐の代行者として?
レア:そうね。でもそれはオリンポス達が統治する世界を終わらせるためという意味でもある。
アダム:そうだね。…君は…僕をただの復讐の代行者として見ているのかな?
レア:正直に言うとそうの通りね。私は人間に少しの興味もないもの。
アダム:でも僕のために怒ってくれたこともあったよね?
レア:あなたがいなくなると誰が復讐を果たすのよ。
アダム:そっかぁ。
レア:まぁ、少しは、心配してるわ…。
アダム:ありがとう、レア。僕は君に会えてよかったよ。必ずオリンポスへの復讐は果たすからね。
レア:含みのあるいい方ね。まぁ、復讐さえ果たしてくれるのなら私たちはその後には興味はない。だから…どうなろうと気にする必要はない。
アダム:そっかぁ…。ありがとう、レア。
レア:まぁ今のあなたでは不安だし、早くハデスに鍛えてもらいなさい。あの子はゼウスよりも戦闘センスがあるのだから。
アダムは自身がティタン神族の記憶碑すらも打ち砕く覚悟を決めていることへの罪悪感を感じながら、レアとの会話を終えました。
そうしてアダムはアルカディアの神々との戦いの結末を思い描き、計画を立て始めたのでした。




