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魂連鎖  作者: 虎太
親父の過去編
21/33

親父の過去2

「じゃあワシらからも自己紹介と行こうかの」

「じゃあ私から行かせてください。私は恩星組若頭で私の名は、新田 音夜だ。これからはよろしく頼む」

「じゃあ私が次行かせてもらうわ。私は準構成員の空重 宮子(くうしげ みやこ)、初日に遅刻はありえないと思うけど、まぁ、よろしく」

「じ、じゃあ次…!私行きますかね?私も宮ちゃんと同じ準構成員で…いつもは宮ちゃんと雑務をしています…。」

「…名前言い忘れてるくね?ドジだけど、ほんとにヤクザかなぁ?ヤクザらしさ無くて花、全然怖くなーい。」

「あ、あ、あ、名前は、、下田、、明美です…」

「は? うちの下田になにチャチャ入れてんの?てかあんたの方が役らしくないんだけど?」

「あ?やっちゃうか?やっちゃうぞ?このバカギャル女」

「望むところよ?このバカチャラ男」

「ガキみたいな喧嘩はやめろ、下田もほらまだ言うことあるだろ?」

「あ、そうだった…私、付喪師です…」

「つくもし?」


新入りの周防は、訳が分からないと言わんばかりのキョトン顔だった。


「まぁまぁその話はあとじゃあと、まずは自己紹介、あ〜もうワシだけか、ワシはな岸星会(がんせいかい)恩星組 組長じゃ、ご苦労さんでよろしくじゃ、そして新入りの君らに、これからやる事を言うぞ。」

「はい」

「まずは、構成員の名前を全員分明日までに覚えといてくれ、そして若頭からワシらの組の現状と勢力を教えて貰ってくれ。以上!質問はあるかの?」

「ハイハイハイハイ!」

「花、どうぞ」

「付喪師ってなんですか?」

「それは付喪師に聞いてくれ。ワシらの組は今危機に瀕しておるだから新入りを入れたんじゃ、

そしてこれからは、皆で力を合わせんと乗り越えられないとワシは思う。だから互いに支え合い頑張って行こう、じゃご苦労さんわしは予定があるから皆で仲良くするんじゃぞ。」


親分はそう言うと宮子を運転手として呼び、車で出て行った。


「じゃあ、構成員の名前と顔写真全部やるから、覚えていてくれ。下田、茶でも出してやってくれ」

「ちょっと待てよ。俺はそんなことしに来たんじゃねぇんだ。」

「なんだと?新入りが若頭である私に歯向かうのか?」

「ああ、俺はこんなの覚えるために来たんじゃねぇ。俺は、早く殴り込みに行きてんだ。」

「私は今名前を覚えろと言ったんだ!まずはそれに従ってからだ!」


そうは言ったが喧嘩をする気はない。下田も怯えているし、どうにか穏便に終わらせられないか…。


「ちょっ……と鳩一くん?流石に初日に若頭とやり合うのはちょっとヤバくないかな?メガネカチャカチャウザイけど、若頭だしねぇ?」

「チッ、次チャラついたうぜぇ喋り方したら殺す」

「へいへい すんません笑」


余計過ぎる一言を除いて初めて花が役に立った。



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