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ひみつのお姫さま  作者: 朱音小夏


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episode7

「おーい!新!早く行こうぜ!1回は行ってみたかったんだよなぁ、"桜ヶ丘祭"!」

「...オレ昨日バイト遅かったから寝てたいんだけど...」

「まぁまぁ、新君。せっかくの青春を謳歌しないでどうするんだ?」

「...ハァ...。2人揃って...。10時に桜ヶ丘で待ち合わせだったろ?」


新が自室で寝ていると、高校で知り合い仲良くなった田辺と巻が突撃してきた。今、家に居るのは新と妹の唯だけだったので唯が2人を家に上げたのだろう。


「だって新、行ってもいいって言ったじゃねぇか。」

「だからって朝イチから来るバカがどこにいるんだよ!」

「ここに居るよー♩2人もー♩」

「ハァ...」


新は深くため息をつくと、ベッドから起き上がり私服へと着替える。


「なんだかんだ言って、新ってオレ達の言うこと聞いてくれるよな。」

「イヤーン♡愛されてるー♡」

「うるせぇ!キモイわ!」


新は仕度を整え終えると、2人を連れ1階へと降り、リビングに居る唯に声をかける。


「唯ー、オレちょっと出てくっから、出かけるなら鍵かけてけよー。」

「お兄でかけるんだ。田辺君、巻君。お兄のことお願いね。」

「任せて唯ちゃん!」

「任されるのはオレの方だよ...」


そうして新達3人は桜ヶ丘へと向かった。いつもより道に人が多いのは、やはり桜ヶ丘祭に行く人が多いからだろう。


「オレ学園祭とか初めてでテンションあがるー!」

「ここらの中学は学園祭とか無いもんな。」


田辺と巻はハイテンションで、寝起きの新はそのテンションについていけずにいた。そうこうしているうちに、桜ヶ丘へとたどり着いた。すると2人は目を輝かせ、新が「おい」と声をかけようとしたが、新の声が届く前に2人揃って校舎の中へと消えていってしまった。


「...アイツら...!!」


新に一緒に行きたいと言っていたわりに、2人共新を置き去りにしていった。新は頭を抱えて一瞬しゃがみ込んだが、来てしまったものはしょうがない。そう思い1人で校内を散策することにした。しばらく歩いていると、前方の方からなにやら揉めている様子が見えた。1人は20代っぽい男。もう1人はピンクのゴスロリを着た女子生徒だった。どうやらナンパのようだ。女子生徒が困って動けないでいるようだから、頭を突っ込みたくはなかったが、誰も助けてはくれないようだったので、出張ることにした。


「未成年ナンパしてんじゃねぇよ。クズが。」

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