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ひみつのお姫さま  作者: 朱音小夏


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episode26

今日1日、若葉は話題の中心になっていたせいで放課後まで疲れがとれなかった。そんな面持ちで帰り仕度をしていると、女子達が「キャーキャー」と騒いでいるのに気づいた。何事かと思い聞き耳を立てていると、どうも校門に海里男子のイケメンがいると言う内容が入ってきた。若葉はとっさにスマホを取り出し、LINEを確認すると、登録したばかりの新からLINEが入っていた。内容は簡単にまとめると「迎えに行くから一緒に帰ろう。校門で待ってる。」と言うものだった。若葉は急いで仕度を終わらせると、マッハで玄関へ行き、靴を履き替え、新の元へとダッシュした。


「ハァハァ...あ、新!」

「!若葉!走って来なくても良かったのに。」

「いや、LINEに気づかなかったから...待たせたと思って...」

「大丈夫だよ。さ、帰ろう。」


そう言うと2人は中2以来に一緒に下校した。学校が違うため、道中の話題は尽きない。そのため、若葉はクラス中が自分達の関係を知っていることについ触れてしまった。


「...というわけなんだ。ごめん。」

「なんで?別にいいよ。オレってば若葉の両親だけじゃなくて自分の家族に、若葉のクラスメイトからも公認になったんだ。うれしい。」

「うん。...うん?今なんて?」

「?だから公認になれたって...」

「その前。オレの両親と...え?新の家族?」

「あぁ、言ってなかったけど、ウチの家族、オレが若葉のこと好きなの知ってるから。もちろん唯も。」

「唯ちゃんも?!」


若葉は頭が痛くなりこめかみをおさえる。新は「大丈夫か?」と顔を覗き込んで来るが全然大丈夫ではない。


「そだ。ウチの家族も若葉に会いたがってたから今日、ウチで夕飯たべてかない?」

「え?悪いよ...急だし...」

「大丈夫!母さんには若葉連れてくるって言ってあるから。」

「オレの返事待たずに...」

「ごめんごめん(笑)」

「...はぁ。わかった。行くよ。」


若葉はそう言うとスマホで母に連絡を入れたが、もう既に「新君から聞いたから大丈夫よ」と返されてしまった。どうやらオレの彼氏は彼氏様らしい...。そう若葉は思った。

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