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ひみつのお姫さま  作者: 朱音小夏


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episode25

週明け、学校へ行くと、クラス委員長を筆頭に市川さんと増田さんが若葉の元へと駆け寄ってきた。どうせ話しの内容はイヤでも察しがつく。


「佐倉君!デート!デートどうだった?!」

「もちろん、可愛いって言わせたよね?!」

「結果!早く結果を教えて!」


女子さんにんの勢いは凄まじく、圧倒される程であった。...お世話になった事だし、男同士というのもあり、引かれることを覚悟して報告することにした。


「デートは...成功だよ。まぁ、実は最初から"桜ちゃん"の正体はオレだってバレてたらしい。それでもずっと好きだったって...」

「マジ?!バレてたっていつから?」

「学園祭の時。」

「それでいて気づかないフリしてたってこと?」

「好きだったっていつから?再会してから?」

「ううん。...それが子供の頃から...らしい。」

「「「甘酸っぺぇー!」」」


女子が恋バナが好きだと言うのは真実らしく、3人のテンションが尋常じゃない程爆上がりしている。そんな高いテンションだったせいで、他のクラスメイトもなんだなんだと会話に入ってきた。


「なになに。とうとう佐倉に彼氏でも出来たん?」

「マジ?どんな男よ!ウチの"桜ちゃん"に手を出した不埒もんは!」

「手を出されたのは"佐倉君"だよ。」

「ハ?男ってわかってて付き合うのか?!BLマンガか!」

「いや、佐倉相手じゃ仕方ない。」

「仕方ないってなんだよ!」

「吠えるな吠えるな(笑)可愛いんだから自信持って彼氏と幸せになれや。」

「その彼氏って、ナンパから助けてくれたヤツだろ?幼馴染みなんだっけ?」


...このクラスは男女問わず恋バナが好きらしい。男子からも口々に話しかけられるのであった。


「でもさぁ、正体わかっててバレてないフリしてくれるのってもう愛じゃね?」

「わかる!佐倉君を傷つけまいという思いからくる行動よね!」

「そ、そういうもんかな...?」


若葉は盛大に盛り上がっている教室の中で、今では話題の中心になってしまっているが、そのテンションについていけず、困り気味になった瞬間、しぎょうのチャイムが鳴った。若葉はこれ幸いと皆に席に戻るよう促し、自身も安心して席に着いた。

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