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ひみつのお姫さま  作者: 朱音小夏


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episode18

「土曜なだけあって結構人多ね。はぐれないように手、離さないでね?」


新に手を引かれながら水族館へと入っていくと、水族館独特の暗がりの空間が広がっている。新の言った通り、多くの人がこの水族館に訪れているようで、家族連れやともだちど、そしてかっふ。傍から見たら若葉と新の2人もカップルに見えるのだろう。時折こちらを見ながら「見て。あそこに美男美女カップルがいる!」と注目を集めている。


「桜ちゃん可愛いから結構注目されてるね。」

「そんな事は...。新君がカッコイイから...」

「ハハッ!ありがと。」


そんなやり取りをしていると、この水族館名物のクラゲの大水槽へとやって来た。若葉は子供の頃からこの場所が好きだった。


「わぁ...。やっぱりこのクラゲの水槽...キレイ...」

「...桜ちゃんココ好きなの?」

「はい。子供の頃からこの水族館に来ると必ず見に来るんです。」

「そうなんだ...。オレも好きだよ、この水槽。」


2人は水槽の前で歩を止めクラゲ達を眺める。若葉が目を輝かせながら見ていると、不意に視線を感じた。


「?新君?どうかしました...か...」


若葉が新に尋ねると、その言葉を遮るように新は若葉の口にキスをした。


「...え...?」

「!ゴメン!つい...。イヤ、だったよね。」

「い、いえ...」


なんでた?なんでキスをしてきたんだ?若葉は今のキスで頭がパンクしそうになる。若葉は新が分からなくなってきてしまった。


「あ、もうじきイルカショー始まるよ。見に行く?」

「そ、そうですね!行きましょう。」


2人の間に少しギクシャクした空気が流れたが、それも一瞬で新は何事も無かったかのように若葉の手を引き、イルカショーの会場へと足を向けた。会場には人で溢れかえっていて、なんとか空いていた2人分の席へと座った。


「良かった。席空いててラッキーだったね。」

「イルカショー、人気ですからね。」


そしてショーが始まるまで会話を楽しんでいると、ショーの時となり、会場は活気で溢れかえった。イルカ達はジャンプしたり、インストラクターを乗せながら泳いだり、輪くぐりしたりと華麗な技を披露して観客を楽しませた。若葉と新も夢中になり楽しんだ。そうしてショーが終了すると、観客達は皆会場を後にしていった。


「時間も丁度いいから、カフェでお昼にでもしようか。」

「そうですね。そうしましょうか。イルカショー楽しかったですね!」

「そうだね。」


そうして2人はカフェへと足を向けた。

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