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ひみつのお姫さま  作者: 朱音小夏


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episode13

放課後になり、若葉は今回の相談相手であるクラスメイトの女子生徒、市川さんと彼女のアシスタントをしてくれる増田さんと共に買い物に行く前にカフェで作戦会議をしていた。2人は若葉が少し元気がないのに気にかけながらも若葉のためを思い話しを進めていく。2人は若葉自身が気づいていない新への恋心に気がついたのである。だが、今の段階で若葉に自覚させると、落ち込んでいる若葉が更に気落ちしてしまうのではないかとおもい、何にも気づかないフリをして話しを進めることにした。


「それで、今回は水族館デートってことだけど...佐倉君は相手の幼馴染みに正体がバレないようにしたいってことでいいんだよね?」

「うん。出来ればそうしてもらいたいかな...」

「...となると、女の子全開!って感じの服がいいかな?ウィッグは学園祭で使ったロングのストレートがいいと思う!」

「そうだね!それなら清楚系でいいと思うし!」

「佐倉君華奢だから、普通にレディースでも服入ると思うし問題ないかな。」


若葉はレディースの服が入ると言われ複雑な思いを抱きながらカフェオレを口に含む。女子2人が若葉以上にデートに気合いが入っているのに若干気を押され気味になりながらも感謝の気持ちが大きい。...1人だとマイナスな事しか考えないだろうし、なんと言っても、レディースの服屋に入る勇気は無い。3人は作戦がまとまると飲み物を飲み干しカフェを後にする。そして、女子2人がピックアップした若葉に似合いそうなショップへと足を向ける。カフェで決めたコンセプトは、"お花フェミニン"である。花柄で女性らしさを演出し、ふわりとしたシルエットでフェミニンさをかもし出す。若葉は学園祭以来に着せ替え人形となる。ショップへと入ると、最初の方は店員から奇異な目を向けられたが、若葉のポテンシャルの高さに店員からも次から次へと服が運ばれてきた。


「お客様、どれもとてもお似合いです!コチラの小花柄のワンピースなどはいかがですか?最新作で当店1番のオススメです!」

「わぁ!可愛い!色はなに色がありますか?」

「コチラ4色展開ですが、お客様には水色がお似合いかと!」


店員はそう言うと水色のワンピースを差し出してきた。市川さんは若葉にそれを宛てがうと、「うん!」と力強く頷き、増田さんと顔を見合わせる。


「佐倉!コレにしよう!1番似合ってる!」

「うんうん!メッチャコンセプト通り!服はこのワンピースにして、それに合う靴とかバッグとか小物揃えよう?」

「スミマセーン!このワンピに合う靴とバッグありますか?」


ベースである服が決まったので、後は女子2人に任せようと若葉は力を抜いた。やはり男である自分にレディースショップは荷が重かったと感じた。

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